結婚式 後

花びらが舞う中、新郎新婦は一時退場し、 赤坂たち、準備組が参列者を食堂へと誘導した。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜。*・゜゜・

【厨房・食堂】
本日は、みなさまの暖かいご支援により、無事、式をとり行い おふたりは晴れて夫婦となりました。ありがとうございます。 では、新郎より皆様へ、一言ご挨拶させていただきます。 テルプさん。どうぞ。

えーっと、みんな、今日は、忙しい中、来てくれてありがとう。
皆に協力してもらって、さ。 みんなで式を作りたいっていう、俺たちのの想いを、叶えてくれて。 本当に、ありがとう。すごく素敵な、最高の式を挙げられた。……って、これって自分で言っちゃダメ？　だいじょぶ？

寄せ書きされた白の鳥が、ふたりの間に置いてある。 まだまだ何か書き足すスペースがありそうだ。 その鳥の側に、夏祭りでアノチェが作ったてるぷ人形もちょこんと座っていた。　＼のちぇ！／

こうやって二人、夫婦になるまで見守ってくれていた皆には本当に感謝だ。

嬉しい、ばかりじゃなくて、こう、責任感とかそういうのも必要、だけど…… ま、今日は、最高に嬉しい！　で、いいよな！？

えっと、ジョブチェンのプレーンと、ワスレモノのやよいと、ナオミと… その他、調理場を手伝ってくれた皆の名を挙げて すっげー美味い飯作ってくれたから、是非、ゆっくり食べて行ってくれよな！

【厨房・食堂】
新郎の挨拶の後に、この施設の主であるフォウと君鳥が挨拶を。
ごきげんよう。 にこ！と笑って 私は孤児院の主を務めているフォウ、こちらは妻の君鳥。 そして今日の式の新婦、アノチェセルと、アルバの…父と母だ。
養父、養母とはいわず、父と母と名乗って。 アルバもアノチェも目を見開いて、ほろりと、涙する。

今日は娘の式に集まってくれてありがとう。 こんなにも、沢山の仲間がいたことを、私達は知ることができて…とても嬉しく思う。 今日の小宴の料理も、娘と、息子の仲間達が作ってくれたそうだ。 中庭にも軽食が置かれている。 私達がいうのもおこがましいが、二人のお墨付きなら間違いないだろう。 どうか、少しでも楽しんでもらえると嬉しい。

それでは―二人の未来に…乾杯といこう。

【厨房・食堂】
本当に、ありがとうございます。 私の方からもお礼を言わせてください。 テルプさん、何度も何度も同じ事を言ってしまうけれど…。 貴方にお任せしましたよ？ フォウの乾杯の合図と共に君鳥もグラスを持つ

好きな飲み物(指定か1d8)
1：ビール
2：シャンパン
3：イズレーン酒(※日本酒です)
4：ワイン
5：ジュース(中身はRPで)
6：お茶>(紅茶でも緑茶でもRPで)
7：カクテル(中身はRPで適当に)
8：牛乳

【厨房・食堂】
あれ？　ごはんまだ食べちゃダメだった？
＊＊＊
一切空気を読まずに食事を始めようと手を伸ばしかけていたが、 周囲の様子を見てそれを引っ込めた。 以降は食事をして良い雰囲気を感じ取るまで他の参列者の行動に倣う事にしたようだ。
＊＊＊

では、お二人の幸せと、みんなの幸せを、祈ってー 酔っ払うと大変だ。ノンアルコールのものを適当に頼んだグラスを手に

珍しく、はきはきとした口調で。恐らくこころからの祝福で。
乾杯！

わ…私、お酒初めてだ…。 初めて口にするお酒がこのような場になるとは思わず。 それでも共に祝杯を挙げたくて、「ひとくちだけ」とシャンパングラスを手にすると夫のグラスに近づけて。

て、テルプ…乾杯…！
キン、と響かせた。

普段はあまり口にしないけれど、ここはやはりシャンパンかな。と。
…………乾杯。
グラスを合わせると、キンと良い音がした。

(あるだけの酒をかき集めている。悪酔いする気だ…よいこは真似をしてはいけない。ブツブツものをいう割には、なんだか嬉しそうに酒類混合物を高く掲げて)
…乾杯！
(同席の薬師と神父も、それぞれワインとアイスティーを掲げて、まずは目の前の食事に手をつけるだろう)

へっへっへー♪ そうそう、沢山作ったから鼻から出るほど食ってけよな〜！
かんぱァーい！！ (赤坂に続いてゴキゲンにジュースを掲げる)

もうちょっと上品なたとえは出来ないものかなプレーン……乾杯！
(オルゴーはお茶を、ギシはビールを手に取り、互いにコツンとぶつけた)

ふふ…美味しそうだなんて。 こちらもおかわり沢山あるから思う存分食べても構わないわ。 …なんなら、後でお持ち帰りしてもいいわよ？

それでは・・・乾杯。 (くすりと笑ってシャンパングラスを軽く掲げ、周りの人達と共にグラスをぶつけた)

……乾杯。
緑茶をグラスに入れてもらって、しかしやや飲みにくそうに。

(えーとえーと、ダスティの指示が「行動は皆に倣え。頑張って空気読め」だからー)

んーと、かんぱいー？ ん、あれ？　ごはん食べていいの？　ごはん食べていい！？ やったー、食べる食べるー。おいしい！
＊＊＊
飲み物 の入ったグラスを周りに倣って掲げると 食事が開始されたらしき事に気付いた。 早速自分の眼前にあった料理を食べ始める。なおテーブルマナーはなっていない。
＊＊＊

俺、酒初めてだよ…。大丈夫かな　(だめです※酒に弱い) でも折角の祝いの席だもんな！乾杯！！ シャンパンを手に取るとおそるおそる一口だけ飲んだ

やよい、プレーン、ナオミ、ありがとうな。 凄くおいしそうだよ、この料理。

みなさんに乾杯！ (そういってナオミのシャンパングラス、リョウのワイングラス、風子の透明のカクテルが入ったタンブラー、ユージーンのお茶のコップ、アーサーのジュースのコップと乾杯していき、アルバさんの元へ)

いえいえ、どういたしまして。 仲間ですから…こういう事でお手伝いできてむしろ光栄です。 (淡いオレンジ色のカクテルが入った自分のグラスをアルバのグラスに軽くぶつけ)
アルバさんも…お疲れさまでした。 (優しく…気遣うように微笑んだ)

へ？！…あー…ああああ…。 思い出して顔を覆う。

俺はずかしーなー、初めてあんなに泣いたよ。 他のやつらにもみられたしはずかしー…。 急に気になりだして、周りをきょろきょろしている。

(キョロキョロしたアルバは遠くから送られてくるニヤついた目線に気付くかもしれない。そして手を添えてパクパク動いた口元が「お・つ・か・れ・お・に・い・ちゃ・ん♡」と言っているのがわかったかもしれないし、わからなかったかもしれない)

(あんにゃろ…！) 途端にますます恥ずかしくなってしまって、またひとくちシャンパンを口にした(あぶない)

恥ずかしいだなんて… 私から見たらそれだけアノチェさんの事を想っていたんだろうなーって思いましたよ。 それだけ…大事に思っていたって事じゃないですか。 (優しく…そう語りながら、リョウとナオミの結婚式の時の事を想像する。その時はきっと…自分もアルバさんみたいに泣いちゃうんだろうな…そう思った)

今日の…こちらの食事は、すべて新郎新婦の友人である皆様が協力して作ってくださいました。 たくさん作ってあるというコメントをいただきましたので、どうぞどんどんご賞味くださいね！
食べたり飲んだり話したり、そうしているうちに 裏から、みんなの前へとケーキが運ばれてくる。

さて、こちらの……。 この、ウェディングケーキ……クロカンブッシュと呼ばれるものだそうですが… シュークリームが、重なってるんですかね？　すごい。 こちらも、ご友人の、なんと手作りです！

…あ、なんかケーキが出てきたみたいですよ。 わぁ…すごく高い…！ ナオミお姉さん…気合い入れて作ったとは言ってましたけど… あんなに高くつく作ってあるなんて…ちょっと驚きです。 (少し感激した様子でクロカンブッシュを上から下へとじろじろ見始めた…)

最初運ばれてきたクロカンブッシュに
ほあー…。すげえ。ナオミってこんな難しそうな菓子作れるのか。 あのクランはメシ上手なメンツ多くて幸せ者だな。 そんなことを言っていた。

――良きご縁に、乾杯。 (ネフライトはワインのグラスを、ユアヴィはシャンパン、マツリはジュースをそれぞれ掲げ) (しばらくして登場したクロカンブッシュの見事さを、ほうと感心した様に皆で仰いでいる)

木槌で割って配るやり方もあるそうなんですけど、 本日は、皆さんよくご存知の感じで…こちらに、新郎新婦の手でナイフを入れていただきます。 ……ふたりの、初の共同作業、皆様、どうぞ席をお立ちになって、お近くで見守ってください。 さ、前に、と、みんなを促す。

わーなんだアレー、ケーキ！？　ね、ね、アレ食べていいの？　アレ食べていい？
＊＊＊
席を立つよう促されたので、テーブル上の食事をちらちら見つつケーキの傍へ移動する。 (まだケーキ食べだしちゃいけない雰囲気？　何かやるみたいだから皆に倣おうー)
＊＊＊

……初めての、共同作業。

赤坂から受け取ったナイフを、そっと横に置いて ねねね、俺っちさ。アノチェとの初めて、一緒に、なら、絶対に、歌がいい。

台本に無い事を言い出された赤坂が顔色を変える。 アドリブに弱い。

ね、ノチェもそうだろ？ 俺達がはじめて出会ったのも、…俺が恋に落ちたのも、はじまりは歌だった。 共に夫婦として踏み出す時も、歌がいい！ アノチェセルの手を取って……同意を得られたならば、ふたりで一歩前へと。

ふ、夫婦で初めての…歌…！ ぱぁぁ！と顔が輝いている！
うん！わ、私も、歌がいい！ そ、そうだよ、音に出会って、恋したんだもの…！
差し出されたテルプの手を取り、アルバに目配せをすると竪琴を持ってきてもらう。 えへへ！い、一緒に歌お？

昨日までとは　違う世界が　ふたりを待つ
ひとり悲しい夜を塗りつぶして来たけれど
今日の夜空はほら　優しく星をたたえる
それを見つけたのは君と逢えたから
俯かないで　空を見上げられたから

いつもの即興、自由な歌。 アノチェセルの竪琴の音色はいつも、好き勝手な自分の歌に上手く合わせてくれるのだ。
だけどその歌は、これまでのの楽しいだけの歌じゃなく。 この先共に歩く人への、優しさを精一杯に込めて。

竪琴を奏でて、テルプの歌を聴くと、一呼吸置いて返し歌を。

新しい音が 私達を迎える
ひとつ 寂しい音を追い続けて
今 ようやく やっと辿り着いた
貴方に逢えて 音を見つけて
星は地上に降りて メロディが瞬く

彼と歌うと自然と湧き出てくる。言葉も、思いも。 うたうは「うったう」 彼へ恋をし続けていた彼女からしたら、きっと湧き出てくる言葉も思いも、当然のことなのかもしれない。
そしてこれからは響かせあうのだ。ずっと、ずっと。

ふたりの歌声が綺麗に交じり合い、やがて音が消えて
……君のうたは。最初から、俺の一部だったみたいだ。 ずっと足りなかったものを、ようやく得たみたい。

ぴょこんと、皆に向き直って。 ……こうやって、一緒に、奏でていくよ！ どうか、どうかよろしくね！　大きく、頭を下げた。

そう、思ってくれたら、う、うれしい…！ ぴ、ぴったり嵌らなくたって、でこぼこ道だって、テルプと一緒なら、わ、私なんだって頑張れるよ…！

え、えと。 同じようにみなの方へ向いて。 ど、どうか、わ、私達の音、よ、よろしく…おねがい、します…。 スカートを持ち上げて会釈を。

(2人の奏でる音と歌声に、目を閉じて聞き入っていた様子) ああ、やっぱり…2人の歌の素晴らしさは、初めて共に冒険をした時から変わらないよ…！

ったく、おめでたさ極まりなくって感じのお歌だぜ。 はーやってらんねー、こんなんシラフじゃやってらんねー。 (アルコールであることだけは確かな飲み物を一気にあおった)

＊＊＊
二人の優しい歌声に目一杯の拍手を送る。 周囲に倣ってというのもあるが、自分が拍手を送りたかったからだ。
＊＊＊

(夫婦初めての共同作業……の前に、いつもの共同作業が入るのもおふたりらしい、と見守りながら。更に美しく響き合うその歌声に聴き入って、ユアヴィ、マツリと微笑み交わす)

胃を　おさえている
段取り一通り説明したじゃないですかああああ……

ええええっと、すてきなうたをありがとうございましたぁ！ はい！　ではカット！　ケーキカット！　はい！ ややヤケクソ気味にも見えるが、改めて、ふたりにナイフを手渡して。

(赤坂さんがんばれー)
(歌声に拍手を送りつつ、胃を押さえる赤坂にもそっとエールの念を)

はい。じゃ、ノチェ。
ナイフを持って、手を重ねる。

…うん！
にっこり笑って。 手を重ねられると導かれるままに。 ケーキにナイフを入れた。

美しく飾り付けられた、見上げるほどの高いケーキを眺めながら こんな風に、たくさんの楽しさを、幸せを積み重ねて行ければいいな、と。 ケーキの作り主であるナオミさんに感謝をするのだった。

じゃ、俺たちも食べてだいじょーぶ？ もういい匂いで、たまんないの。 ……ノチェは、ドレスで、どう？　苦しくない？ 隣の花嫁を気遣いながら、思う存分ご馳走をいただく事だろう。

うん！だ、大丈夫、着付けてくれた人が苦しくないようにしてくれたから…。 あ、ありがとう…！

さて。
ケーキは皆さんの分ちゃーんと取り分けて、後で持ってきますからご安心を。 ……しばらく、ご歓談くださいね。 大きく息をつき、ふらふらと横へと移動して。 皆で話をしたりしつつ、しばしの時間がすぎる事だろう。

大丈夫か？
横で休憩していると思われる赤坂に労いの言葉を。 悪い、まかせっきりだよな。 本当感謝してる。今度なんか奢るよ。 親族ゆえにあまり進行に関われていないことを申し訳ないと思っているようだ。 そして…。

おばさん、実は珈琲好きなんだ。頼んで取っておき淹れて来てもらったから。 …飲む？
からん、とアイス珈琲がひとつ。 銅製のマグカップに入っている。 結構本格的のようだ。

思いつきで急に行動を変える人がいなければ、全然大丈夫なんですけどね。 テルプの方を睨むように。
……だけど自分も変わったものだ。こんな沢山の人の前で、誰かの為に、なんて。 などとしみじみしていると、目の前に差し出された珈琲が！

命の水じゃないですか！ よーし、これでまだまだ頑張れますよー。 ありがとうございます！　と、君鳥さんへも会釈して。

まぁ、アルバさんはゆっくりと、式を楽しんでくださいよ。 かわいい妹さんの為に、集まってくれた皆ですから…、この光景をね、ゆっくり。

あ！　ケーキあとで食べられるんだー、やったー。 ゴカンダン？　ゴカンダンってごはん食べていいの？？
＊＊＊
ケーキカットへ拍手した後、周囲に倣う為少しきょろきょろしながら 自席へ戻っていった。
＊＊＊
わーい、ごはんおいしいなー。コレもし余ったら里に持って帰りたいなー。

おー、是非 持ってって持ってって！ もぐもぐと、自分も食べ物を口にしながら片手を挙げる。
残りと言わず、いっぱいおいしそうなトコ詰めちゃって、どうぞ！　 ごはんマジでおいしいから！　自分が作ったんじゃないのに自慢しちゃうぜ。

テルプの声に顔を上げて。そこに置いてある寄せ書き用のぬいぐるみに目を留めた。
わーなんだコレ鳥だ！　何か書けばいいの？　書く書くー。 あ、それとは別にミセイコジンの里のヒトらで書いた メッセージカードもオレ持ってきたんだー。置いとくね！
＊＊＊
適当に周囲を見た後、大き目の色紙をてるぷ人形の傍らに置いた。 ペンを手にとって鳥のぬいぐるみの前に立つ。
＊＊＊

んー、フツーのメッセージは既にカードに書いたからー。 これって名前書いとく方がいいのかなー。
＊＊＊
メッセージを書き入れ、必要だと言われたなら署名をしただろう。 外で待機しているクランメンバー達も呼んでメッセージを書かせようと 一旦食堂を出ていった。
＊＊＊

＊＊＊
メッセージを書く場所がある、とマーリオに呼ばれて食堂へ入ると 楽しそうに話をするマーリオの横に、自分達を手招きする姿があった。 緊張した様子ではあったがそれに応えて新郎新婦の席の前へ移動する。
＊＊＊

あ、みんなもこっちおいで！　どーぞゆっくりしてって！ ミセイコジンの民草：クランメンバー面々に手招きして。
あれだ、ぶれいこーぶれいこー。ダスティが胃痛で死なない程度に、楽しくやってってね！

あ…！えと…！　マーリオ…、ダスティたちも。 お、お祭りのときはありがとう…！ ご、ごめんね、わ、私なんか変なことに、なってたみたいで…。 ランドの意図的な結果だとは気づいてなくて、テルプが仕掛けたと思っているみたいだ。
色紙のメッセージを読む。 見慣れない「ミセイコジンの里」と言う名前。たくさんの書き込み。

…？
て、テルプ、マーリオの故郷か何処かに行ったの？ きょとん、としてマーリオに尋ねる。 答えてもいいし、誤魔化してもいい。

…よ、よく、知らないけど…。 で、でも、テルプが楽しい歌を歌ってくれたことは、なんとなく、分かるよ。 書かれたメッセージが感謝に溢れていたから。
…嬉しいな。 て、テルプの歌が、た、沢山の人を元気にしてくれてるの…嬉しい…。 微笑んでその色紙を抱き締めると元に戻した。

きょ、今日は、き、来てくれてありがとう…！ みんな、是非いっぱい食べていってね。 マーリオに呼ばれた３人に、微笑んだ。

こっちこそありがとねー。クレープとチーズおいしかった！ あ、ミセイコジンの里はねー、 元いた世界が一緒だったヒトらで纏まって住んでる場所なんだー。 オレのもう一つの故郷みたいな感じ！
そうそう、テルテルのお兄さんが歌を歌ってくれたから 皆お兄さんのファンなんだよー。

ま、マーリオって、い、異世界の人だったんだ！ そ、そっかぁ、ここで故郷が作れたなら、う、嬉しいよね！ へへ、里のひと、テルプのファンだって…！ わ、わかるよ！私もファンだもの。大好きなんだ…！ (テルプを見詰めて。自分の事の様に喜んでいる)

……も、もしまたテルプがそっちにいくことあったら……わ、私も演奏しにいっていいのかなあ。 お、お礼もしたいんだけど。 (彼女は里がどんなところかをまったく知らない。もちろん遠慮しても彼女は気を悪くはしないだろう)

わ、演奏してくれるんだ！　やったー。 異世界人ばっかで変わってるトコだから、 テルテルのお兄さんがまた来る機会があったら ブリアティルトのヒトから見るとどんな感じの場所なのか聞いてみて、 平気そうなら来るといいよー。
＊＊＊
めでたい席で 「ミセイコジンの里ってバケモンだらけだけど平気？」 と聞いてアノチェセルを困惑させたり気遣わせたりするのは 恐らく空気が読めていない行為だと判断し、テルプに任せる形の返答をする。
＊＊＊

お礼はとりあえずオレが伝えとくね！ このおいしいごはん持ち帰ったら、 お祝い喜んでもらえたんだなーってきっと皆に伝わるよ！

わ、わかった！も、もし行く事あったら、て、テルプから聞いてみるね！
うん、いっぱい持って帰って。 あ、あとよかったら…、お、お礼の言葉伝えるのに…。 自分の頭飾りにあるトルコキキョウの花を一輪、引き抜くと、マーリオに渡す。
こ、この花言葉はね、一部では「感謝」って言われてるんだって。 だ、だから、これを渡して、伝えてくれると嬉しいな。 し、萎れちゃう前に、押し花にすると、いいかも…。

いいトコだったよー。みんなで一緒に演奏したんだ。うん、今度は一緒に行こうね。 ちょっと変わった格好の人もいるけど、いい人ばっかりだったよ。 里の人達の姿を見ても、彼女はいつもと変わらないだろう。 テルプはそう確信している。だからいつもと変わらぬ調子で。

おー！　感謝を示す花なんだー。 花で気持ちを伝えるってなんかお洒落だね！ 持って帰って押し花にすればいいんだね、分かった！ オレだと失くしちゃうかもだからケント持っててー。
＊＊＊
好奇心に満ちた目でトルコキキョウの花を見つめながら言い、 傍にいたケントへそれを渡した。 ケントがケープの中から「とりあえずの置き場所」と 空の薬ビンを取り出すとその中へ花を入れ、再びケープの内側に仕舞う。
＊＊＊

あ、その、お気遣いどうもっス。この度はおめでとうございます。 本当はマーリオが変な事しないか監視だけして帰るつもりだったんスけど……

マーリオに渡された色紙を手にして、しみじみとその文面を眺めている。
……嬉しいな…、こんなたくさんの祝福の言葉を貰って。 本当に俺は、幸せものだよ。ありがとう。

──俺さ。ちょっと自分の歌、嫌いになっちゃいそうな事があってさ。 いや、歌は、好き。好きなんだけど、……なんだか歌うのが、怖くなっちゃって。 彼女の前で、ほんの小さな声で、歌い続けられたなら、それでいいって思ったんだ。

でもね、皆と一緒に歌ったあの時に。みんなが心を動かしてくれた時。 あの時、確かに俺は魔法使いだったって、そう思ったら、そう思えたから……、 だから今でも俺っちこうやって、みんなの前で、歌える。歌は俺の人生だ。俺を救ってくれて、……本当にありがとう。

真面目な顔で頭を下げたのは一瞬。すぐに顔を上げる。 と、いうわけでーーー！　だ！　まぁどんどん食ってけ！

えへへ、おめでたい場にいられてご馳走まで食べられるなんて オレ得し通しだー。他の仲間も食べていいんだ？ じゃあ皆で食べるね！　ほら、当事者から許可が下りたよダスティ！

＊＊＊
テルプが語った己の胸中に黙って耳を傾けていたが、 陽気に食事を勧められて静かに微笑んだ。
＊＊＊
そんな風に言って貰っちゃうと、食べないで帰る方がむしろ失礼っスかね。 じゃ、じゃあお言葉に甘えて参席させて頂くっス。

あ、その前にメッセージを……ぬいぐるみデカい……！ えーっと、「あなた方の行く道が希望の灯で照らされていますように」と。
＊＊＊
仲間たちとメッセージを鳥のぬいぐるみへ書き込むと、二人へ一礼した。 なるべく会場の隅の方を選んで移動すると席に着いた。
＊＊＊

◆以下のメッセージが書き込まれた◆
マーリオ「二人が行く道に忘れえぬ光が刻まれていきますように！」
ダスティ「あなた方の行く道が希望の灯で照らされていますように」
ケント「あなた達のゆく道が実りの帳に包まれていますように」
ランド「二人の行く道で追い風が囁いていますように」

※なおランドの言葉は「じゃあ尻に書きます♪」と下方に書かれた

しばらく時間がたち、招待客の前にそれぞれ切り分けられたケーキが運ばれてくる。 全ての席にケーキが並べられた後、ナオミが立ち上がり軽く咳ばらいをすると挨拶をし始めた

アノチェセルさん及びテルプ君、ご結婚おめでとう。 貴方方の門出の祝いにこのような形で関われたことを嬉しく思っています。 テルプ君の言う通り、このクロカンブッシュは私が作ったものです。 シューが祝福している人を表すともいわれ、できるだけ高く積んでは見ましたが…気に入ってもらえると幸いです。

それから…皆様にももっと楽しんでほしいと思い、 別のお菓子からヒントを得て、皆様のシューの中に新郎新婦と神父を象った置物を隠しておきました。 どれにどの置物が入っているのかは私にもわかりません。 ですから…誤飲防止にかぶりつく前にまずはシューを割って中身を確認してくてください。 …お祝い事を大惨事にならないようにお願いします。

最後に…二人の幸せが末永く続くように心より願っています。 短めの説明を済ませくお辞儀をすると、ナオミはそのまま席へと着いた。

うっわーーーーー！　なにこれ！　すごい！　(語彙力！)
細かいチョコレート細工に、歓声のような声を上げて。
ありがとう！　ほんとうにありがとう！　 すごいよ、俺っちこんなおっきいケーキ初めて見た！　 飾りのひとつひとつだって、もうそれだけでもう十分すぎる美しさなのに。

あとこのきらきら何？　あめ？　あめって、……飴？　え？　マジで？　 ケーキの皿を手に持って、あちこちから眺めている。

2.9：ドラジェ(アーモンドに砂糖衣をつけたお菓子)

…………あぁ。昔の友人が、好きだったやつだ。 よくお土産に、買っていったんだよなぁ。

わあ！す、すごい素敵！な、ナオミ、あ、ありがとう！ こ、このチョコの鳥、私達かな？

ええ、お二人には特別に新郎新婦を模したチョコレートをつけてみたわ。 アルバ君から星と小鳥が好きだって聞いてたから、新郎新婦も小鳥にしてみたのだけど…気に入ってもらえて何よりだわ。
(そういいながら、ナオミは自分の分のシューをフォークで開けて)

そ、そっか！アルバが教えてくれたんだね…！　 だ、だからこんなに私が好きなもの、多いんだ…。 えへへ…あ、ありがとう…。本当に、嬉しい…。

シューの中から出てきたのは… イチゴとブルーベリーだ…！ エヘヘ、い、いただきます！

あら…私のはドラジェが来たのね。

そういえば結婚式ではドラジェを5つ贈る習慣があると聞いたけどどうして5つなのかしら…。 (一口ほうばるとにこりとほほ笑み) …ん、我ながら上出来。

カンペを見ながら 「幸福」「健康」「富」「子孫繁栄」「長寿」という５つの意味を込める、そうですよ？ ドラジェ自体も幸運を呼ぶお菓子って言われているらしいので ……いいですね。僕らも幸運を分けてもらってる感じが、します。

ほんとに、テルプさんは良い友人に、恵まれたものですね…。ありがとうございます。 テルプに代わって礼を言う姿はやはりなんだか母親のような。

へぇ…五つのドラジェにはそんな思いが込められていたのね。 何となく雰囲気で包んでいたけど、そういうのにはきちんと意味が込められていたのね。

チョコレートで出来た鳥は、かわいらしく２羽並んで。
…………ノチェ、これ、どっち食べる？ 俺っち、このアノチェっぽい方貰ってもいい？ 少々悩んだような顔で、花嫁風の小鳥を指して。

(テルプに、添えられたチョコの鳥のうち、自分に似ている方を欲しいといわれて)
え？！……えと…えと…。うん、いいよ。 わ、わたし、テルプに似ているの、勿体なくて…じ、自分に似ている方、食べようとしてたよ…。

もったいない。勿体無いのは確かに勿体無い。 だけど、どうせ食べるならば、こう、嫁を我が血肉としたい気が。何を言っているのか。

い、いただきます。 ぱくりとひとくちで口の中に入れるが、もぐもぐする勇気は無くて、自然に溶けるのを待つ姿勢に。

……わ、わかる気がする…。 うう……。(見つめられている気がして。これはぽよ子と同じ流れだ)
い、いただきます…。 (ちょん、とキスをするとパクっと一口で食べた)

花婿にキスをする姿を見て
…………なんかもう、ほんと、こういうの自覚ないんだよなぁ…。 恥ずかしそうに、熱くなる顔をグラスで冷やして。 その頃には口の中のチョコは溶けきっていることだろう。

…？　 へ、変な事…したかな…。 自覚ない！
ど、どうしたの？か、顔赤いよ？よ、酔っちゃった？

…すごい高さでしたね、ケーキ。あれナオミさんがお一人で…ではないですよね、流石に。 ふふ、でもこうしてバラして食べやすくなるなら合理的なスイーツですね。いただきます。
→

(神父はきゃーきゃー言いながら料理もケーキも堪能している)
→

アーモンドってお酒のあてとしてよく食べられますけど、これには科学的な根拠もあって… まあ、この場では薀蓄はよしときましょ。うふふ、美味しゅうございました。 …わたしのシューは外れだったみたい。誰のに入ってるんでしょうね。

(食事のキリのいい所で席を立って、白い鳥のぬいぐるみに祝いの言葉を書き添えた) 『お二人の未来に幸せのあらんことを。…子宝に恵まれた時には、腕のいい医者を紹介しますよ』

切り分けられたシューをみて、ナオミの説明をふんふんと聞きながら割ってみる。 神父をかたどった物も入ってるの？ おもしろそーだな。いただきまーす。　

この細かい飾りとかも、ひとつひとつ手作りなんです？　ほんとに、すごいな。
さっくりと割ってみる。

♪
音符型のチョコプレート

…………かわいい。
思わずにんまりとしてしまう。 なんかこう、飾りのひとつひとつに、想いがこもってる感じでいいですねぇ…。

見慣れぬ姿の甘味をツンツンつつきつつ、そぉっとひとくち口に入れて。

…………美味いな。
もぐもぐと、しっかりと美味しさを確認した後はスムーズに残りを口に運んでいる。 安心できる人の作った安心出来るごはんは、洋食といえど安心らしい。

(ケーキ分配時のナオミさんのスピーチに拍手を贈り、配られた手元の美しいシューをそれぞれ楽しそうに見遣る)
ネフライト→
ユアヴィ→
マツリ→

(5.6：ベリー系のフルーツ)
いや、素敵なケーキですねえ！　シュクル・フィレまで纏っているとは何とも優雅な。 添えられたフルーツも、瑞々しくて大粒で華やかで素晴らしい。
(説明の通りにシューをまずナイフでそっと割って何も入っていないのを確認してから、糸飴とシュークリームと果物のハーモニーをゆっくりと楽しみ始めた)

(4.7：飴細工のバラ)
わあっ！　飴細工、綺麗だなあ……こんなに細かく花びらを作るの大変だったろうな。
(きらきらとした繊細な飴細工についじっと見入っていたが、あっそうだ、とまずシューを丁寧に割ってみて何も入っていないのを確認した。その後、フォークについたクリームをまず味見してみてその美味しさに目を輝かせた)

(5.6：ベリー系のフルーツ)
んむ、豪華だ。……旨い。 (フォークでシューをまっぷたつにして確認してから、その半分を諸々の飾りと共にひと息に頬張って、その美味しさに満足そうに眼を細めている)

まあ、美味しそうなシューですね！ ナオミさん…でしたか、ありがとうございます、こんなに素敵な物を… …ふふ、サプライズまで用意されてるんですね？ …何か入ってますでしょうか？

フォウも同じ様にシューを開いて

君鳥→
フォウ→

運ばれてきたケーキに手をつける→

あっこれ結構硬いのな。上にかかってんの何？砂糖？ このクッキーの絵柄も砂糖？砂糖すげえな…。 (「甘い、うまい」と素直に感想を口にして、食べた後はグラスを片手に席を立った)


(ネフライト達のテーブルに近づいて、「よっ」とグラスを合わせようと)
ネフライト、さっきの演奏と歌聴いたぜ。あんたにそういう才能もあったとはな。 音楽を志すものとしても、尊敬の意を示させてもらうぜ。すげーな。 ユアヴィが師匠って呼びたくなるのもわかる気がするな…。

…それと、ありがとな。今日こうして演奏で祝ってくれて。これはダチとしてのだ。

これは、フェリクスさん。
(軽快に掲げられたグラスを、笑みと共に自分のグラスで迎える)
これは随分と勿体ないお言葉、恐縮です……ふふっ、幼い頃にオルガンに親しんでいただけですし、退場曲の時の歌も即興でしたから巧く式に添う事が出来たか少々不安だったのですが。 本職のかたにそう仰って頂けるならお耳汚しで無かった様で、安心しましたよ。
(ダチとして、と、少し調子の違う声音で掛けられた言葉に) ……大切に、想われていらっしゃるのですね。 私にとってもおふたりは大事な仲間ですが、この祝福の気持ちが貴方の大切なご友人のハレのお役に立てたなら、とても幸いに思いますよ。フェリクスさん。

そうですよね、お師匠すごいですよね！　でもぼくも、お師匠があんなに凄いオルガン演奏が出来るなんて知らなかったんですよ。お師匠はいつも何でも、大した事はないですよって感じなんですけど……、

――ユアヴィ。
(軽い咳払いと共に嗜めるように名を呼ばれて、弟子の声がぴたりとやむ) ……君、本日は他のかたの祝いの席ですよ。身内の事を長々とそう話すのも失礼でしょう。

……あっ、はい。すみません、お師匠。フェリクスさんも、失礼しました。 (うっかりと『師匠すごい！』の暴走をしかけた自分に対しての照れ笑いを残して、誤魔化す様に椅子の上で居住まいを正した！)

はは、ユアヴィは本当に尊敬してんだな。オレも師匠がいるから気持ちはわかるぜ。

ネフライトさん 話をしているふたりの元へとやってきた
先ほどの演奏お疲れ様でした。 とても素晴らしい演奏で…。お願いしてよかったです。 フェリクスとの会話を聞いて
まあ、あの歌即興なんですか…？ …吟遊詩人さんではないですよね？ あまりに素晴らしかったのでアノチェの吟遊詩人仲間だったっけ？と首をかしげて

これは君鳥さん。改めまして、本日はご息女のご結婚、おめでとうございます。 (お願いして良かったと聞いて、柔らかく顔をほころばせながら、少し畏まって)

いえ、こちらこそ。大切なお式に微力ながらも協力させて頂き、かつご母堂にご満足頂けたならば、本当に幸いです。
(吟遊詩人さんではないですよね？　の問いに、いえいえと軽く片手と頭を振り) 私は吟遊詩人ではなく、単なる癒し手です。 ――けれど、歌や音楽が、ひとのうつくしい祈りである事を少々知っています。 (それだけの話です。……と、首を傾げる君鳥さんへ微笑んだ)

君鳥が「まあ、そうなんですね」と相槌を打っているところに
あ、あのね…！わ、私からも、お、お礼言わせてね…！　 す、凄く、素敵だった！あ、あのね、満ち足りた気分になれたの。 あ、ありがとう…。 わ、わたし、ネフライトがあんなにす、素敵に歌えるの、初めて知ったよ…！　 えへへ、癒し手って、詩人の感覚と相性、いいのかも、し、しれないね…。 お、オルゴーも癒し手だもんね！ にこ！っと笑って。

ああ、アノチェセルさん！　
本日の貴女の特別な美しさに適う演奏が出来ていたなら本当に良かった……ありがとうございます。本当に、輝く程にお綺麗です。
私も、幸いお役目を無事に全う出来た様で、とても満ち足りた気持ちです。 ふふ、初めての歌のご披露がこの様な喜ばしい場であった事、私も感謝しますよ！
(相性いいのかも、との笑顔に微笑み返しながら) ええ。ひとの様々な想いを歌声に託し届ける詩人さんと、ひとが健やかであれと願い癒す者はどこか似ていると私も思うのですよ。 ――そう、彼も癒しと歌好き仲間、ですから、ねえ。 (ふふッ、と親友のテーブルの方を見遣りながら)

いーじゃん、兼業しちゃえば？　吟遊詩人。一緒に歌おうよ。
ほんと、いい演奏だったよ、ありがとね！　 一歩礼拝堂に踏み込んだ瞬間、すごく綺麗な気持ちになれたっていうか。

…あー、でも癒やし手として、の、そういう心があの歌を生み出してるんだったら、 無理に誘っちゃダメかもしれないなぁ。

(いーじゃん、との彼らしい砕けたお誘いに、ふふッと嬉しそうに)
おや、それは素敵なお申し出ですが。生憎と兼業が出来る程には器用ではないのですよ。 あの歌も、おふたりの光ある前途を心から願った事でつい溢れ出しただけのものですし。 ですが、歌う事それ自体は好きですから、機会があった時にはぜひお言葉に甘えて声を合わさせて頂きたいですね！
(演奏にお礼を貰って、そのハレの装いに包まれた表情が以前よりも随分と落ち着いた大人の男に見える事に、感慨深そうに)
どうもありがとうございます……貴方の花婿さんぶりも、大変ご立派ですよテルプさん。 本当に、おふたりのこの良き日の祝福のお手伝いをさせて頂けた事、私からも感謝しますよ。

やったー！　じゃ、みんなで一緒に、歌おう！ すげー音になるぞぉ、と、今からとても楽しみな様子。
……ん？　立派？　そうだろうそうだろう(ふっふ〜ん♪)くるりと衣装を見せびらかして

俺っちもこんなちゃんとした格好したの、久し振りだよ。 アノチェの横に立って……。 立てるような男なんかじゃない、なんてずっと思ってたけど。 サマになっているようなら、それもまた彼女のおかげなんだよ。 照れくさそうに、微笑んだ。今日はもうめいっぱいノロケてもいい日だと思っている！　普段もあまり自重などしないが！

（テルプの言葉に相槌を打ちながら…、隣のフェリクスへと目を）
そう、ご友人として、本日は貴方の祝福の音色は拝聴出来るのでしょうか？ (でしたら、とても楽しみですねえ、と微笑む)

よせよ、仰々しい…。(照れ臭そうだ)
前から思ってたけどあんたの方がよっぽど詩人みてえな言葉遣いだよな…。 …オレの歌は、あんたみたいにキレーでもなけりゃ、テルプみたいに 力があるわけでもねーし、この場で演るにはちょっとふさわしくねーかもしれないけど。
まあ、そんななりにはやるさ。あんま期待しないでくれよな。 (手をひらひらと遠慮する仕草を見せて、また照れ隠しに酒をあおった)

(ふさわしくねーかも、との言に)
おやおや、ご謙遜を。私は貴方の、生命力と詩人としての矜持に満ちている様な歌声のファンなんですよ？ いつか、冒険以外での貴方の歌も、酒を片手に聴かせて頂きたいと言ったのを覚えておいででしょうか。ふふ、今日はそれが叶う様ですから、やはり今から楽しみですよ！
(では、期待はせずに心待ちにしておきますよ、と。「詩人みたいな言葉遣い」に対する言葉遊びの意趣返しをして悪戯っぽく微笑んだ！)

敵わねーな、その口の減らないところったら…。
(と、頭をガシガシ掻いて)

そうそう、あなたの歌も今日お聴きできると聞きました。 私アノチェ以外の吟遊詩人の歌はあまり聴いていなくて…。 子供たちにテルプさんが歌を歌っているのを少し聞いた程度でしょうか。
…楽しみにしていますね、フェリクスさん。 アノチェから聞いている素晴らしい演奏と歌、期待しています。 (無意識でスキル威圧が発動した！)

ヒエッ、あ、アノチェセルの…。 (かーちゃん、と言いそうなのを飲みこんで。露骨にびびっている…)

へ、へえ…。普段は下卑た酒場でしか歌ってねーですけど… ご期待に添えるようがんばります…。 (アノチェセルオレの芸風ちゃんと説明してるか！？！？急に不安になってきた！)

こそこそと、逃げるように君鳥から距離を取り、隣のネフライトへと。
せいぜい酒をかっくらって準備しとくこったな。酒の席でなら聴かせる自信くらいならあるさ。 (よほど相手の歌に刺激を受けたのか、酔いも煽って少々対抗心を燃やしているらしく)
じゃ、そろそろ準備なんで失礼するぜ、賢者サマよ！

(酔いの勢いに導かれた様な、その挑発的な言い回しを受けて、楽しそうに)
――ええ！　そうさせて頂きましょう。 (再びワイングラスを掲げて「かっくらう」準備宣言の様にして、見送る) 音楽の加護の、ありますよう！

わ、凄いなこれ。滅茶苦茶豪華だ。 取り分けられたケーキに感嘆の声を漏らす。 冒険者界隈って色々ハイレベルな人が多いよなぁ…… おいお前らまだ食うなっておい！
＊＊＊
説明が終わる前から食べようとしている仲間を慌てて止める。 繊細な出来の砂糖細工にゆっくり感心する暇もない。
＊＊＊

ほら、何か中に入ってるかもしれないって。 良かった、止めるのが間に合って良かった……！！
＊＊＊
そろそろ胃が痛い。心を落ち着ける薬を飲むべきだろうか。 (いやでも結婚を祝う場でまで薬漬けってのはちょっと……！ 　と、とにかく今はケーキを頂こう！　無心で頂こう！！)
＊＊＊

◆ケーキの装飾
ダスティ　
マーリオ　
ケント　　
ランド　　

ふぅー、まだちょっと腕がじんじんしてるよ。 まったくもう、あそこまでぐるぐる巻きにしなくてもいいじゃないの。 もう少しで何かに目覚めるとこだったわ……あ、 マーリオその果物ちょうだい。この菓子と交換しましょう。
＊＊＊
返事を聞かずに自分の皿にあったドラジェとマーリオのフルーツを取り替える。 マーリオはマーリオで 「このお菓子よりはチョコ食べたいからケントのと交換するね！」 と一方的に宣言し、ケントの皿にドラジェを移動させて自分はチョコレートを取った。 ダスティは 「どうやって作ったんだこれ？　冷え固まる途中の段階で ちょっとずつ形を整えたのかな……凄すぎるぞ」 と飴細工の花をしきりに観察、感心していた。
＊＊＊

ふふ、見ているだけ、いえ聞いてるだけでこっちまで幸せになるってこういうことね。 だからってアナタ、調子に乗って酔うまで飲まないでよ？
(と、傍らの男に言いつつケーキに口をつけた)

わ…すごい、これ。ここまで細かいとまるで魔法みたいね。 何をどうやってこうなるのか皆目見当もつかないわ。

はいはい、わかってますよーだ。 へぇ、中にアーモンドが入ってたのか？見事なもんだな。

(それとなく寄せ書きにと置かれた白い鳥を見やれば)
「育児その他お困りごとには是非鈴木を！」
(と書かれているのを発見し、ちょっと頭を抱えていた)

(山盛りの素晴らしいごちそう、見事なケーキ、そして二人の前途に乾杯を 。そして耳を心を優しく暖めるような、二人の素敵な共同作業には心からの拍手を贈って)

(こんなにいっぱいお料理用意する必要があったなんて…手伝いに来ればよかったかも…！)
(心の底に少しの後悔を…しかし人の手による食べ物への楽しみ喜びは隠さずに…！)

わぁあ…これすっごいかわいい…！　 その上にお楽しみまであるの？　よーし、みんなのりこめー！
(各々、かじりつきたいところを我慢して、シューをそろりと確かめる)

・シアン　
・シャイン　
・ルネッタ　
・ドーラ　

(8：星型のアイシングクッキー)
いっしょのクッキーまでかわいいよ…！　これで手作りなんだから、もう…もう…！

(3：星型のアイシングクッキー)
えへへ、私のもおそろいですね…！　お二人の見上げる夜空にもきっとお星様がいっぱいキラキラ…みたいな… (うっとりしながらも容赦なく口へと運び、またその美味しさににんまりと)

(4.7：飴細工のバラ)
きらきらの　ばらさん　なの！　これも　おかし…なの？

お！　飴細工か…ガラスみたいに綺麗だけど甘い飴で出来てるから美味しく食べられるんだぜ！

わぁー！　でも…もったいないから　もうちょっと　みてる　ね！　 (ドーラは精巧なバラの飴細工を『すごい　の！』という顔でじーっと見つめている)

＊カラン！＊
(なんとシャインさんのシューの中から花婿の格好をしたぽよこが現れた！)

シャイン　は　花婿ぽよこ　を　見つけた　！

ン…中になんか…　うおっ！　こ、これは、ぽ…ぽよこだ…！　 かわいいなぁ…いっちょ前にお婿さんスタイルのぽよこじゃないかぁ…！　 お前の嫁はどこに隠れてるんだろうなぁ、楽しみだなぁ…！　 (想定外のことにテンションが上がって、花婿ぽよこの小さな置物に笑顔で語りかけている)

(ぽよ子だ！　と盛り上がる声のテーブルを思わず確認して)
おや！　これはおめでとうございますシャインさん！　 サプライズの置物とは、ぽよ子でしたか……これはまた、大きさといい装いといい、何とも可愛らしい……！ (テンション上昇のシャインさんに、そのお気持ちとてもわかりますよ！　と言わんばかりの笑顔を向けて頷いている！)

ありがとう！
置物が入ってること自体サプライズなのにさ、 その置物がこんなかわいいぽよこだなんてさらにサプライズすぎるよな！ (分かっているのかいないのか、しかしやはりうんうんと熱く頷いている)

ぽ、ぽよこだーーーー！！！
ぽよかー(poyoker＝ぽよこファン)からの目線を一身に受けるだろう！
かっわいいなぁ…。シャインはおめでとー！　 ただでさえあちこち美味しいものだらけなのに こんなサプライズまであると、すっごくお得な気分になれるよなぁ。

ありがとな！
どれ見ても手が込んでていいごちそうばっかりで素敵だよな。 (改めてくるりと見渡し、手の込んだおいしいごちそう、素敵なケーキなどを眺めて) これだけ頑張ってもらえるだけの人徳が二人にあるってことだな…！

わあ！かわいい！ シャイン、お、おめでとう！
す、すごいね…！かしこまってて、ぽ、ぽよこなのにカッコイイね…！

うん、これはかわいい…置物も手作りっぽいよな、これ。 そしてちょっとキリッとしてるのが余計にかわいいんだよな… でもほら、もっと…いや一番カッコイイ花婿は隣に居るだろ！ (そう言ってからりと笑う)

んー、こちらは別段硬い物は入ってないみたい……お、 あちらでなにやら置物が出たみたいね。 ほう、ぽよ子花婿バージョン。 ぽよ子すらきっちりお洒落してるのにワタシらってば駄目よねー、 ふふふ。せめて毛は散らさないようにしようっと。

それにしても別のどっかに花嫁ぽよ子がいて、 別々の場所へと引き離されていくのね。 むっ、つまりこれは……花嫁が寝取らっぐげげげ！
＊＊＊
ダスティが目を細め、指で合図を送る。 すぐさまケントのケープの裾から蔓が伸びて ランドの喉を締め付け、以降の言葉を阻止した。
＊＊＊

(ランドの言葉がちゃっかりと聞こえていたようで)
だ、大丈夫だ…！ ちゃんと、ちゃんと嫁と愛と感動の再会をさせてやるからな…！ (熱く心に誓いなおした…落ち着こう、ぽよこは置物だ！)

ランドさんを締め付けているケントさんとダスティさんを眺めている
なんかホント、チームワークいいよねぇ……。 最初は３人で凸凹っていう印象だったんだけど、 新しい うさにーさん が、潤滑油って感じ？　いいメンバーだねぇ。 と、ダスティさんの苦労も分からぬ様な顔で笑っている。

＊＊＊
(あ、あれ「あいつら仲良いよなー」って微笑ましく見守る顔だ) テルプの笑顔に苦笑を返した。
＊＊＊

サプライズって…ぽよ子の置物だったのですね。 ちっちゃくてかわいい置物がしゅーからでるなんて…ちょっとうらやましいなー……。
(やよい達もそれぞれケーキを受け取り、割ろうとすると)

やよい：
リョウ：
風子：
アーサー：
ユージーン：

やっぱり、そう簡単に見つかってはくれませんね。 花嫁さんと神父さんはどこにいるんでしょう…？

…………

…あら？　風子…今日体調悪いの？　なんかあまり食が進んでいない様だけど…

えっ…あっ…そ、そんなことないよ？　ちょっと考え事をしてただけだし！

そういえば、風子…お前挙式の時ずーっとオルガンの奏者を見ていたが…彼と付き合っているのか？

つ、つつつつつ付き合ってないよ！？　た、ただ、その…なんていうか…どうしてもきになるというか…そこにいるとつい目で追っちゃうというか…

(なるほど。要は片思いって事か)

(お茶会の時の態度と合わせてみると相手には気づかれていないみたいね)

(風子お姉さん…もしかして自分が恋の病にかかっている事に気が付いていないんでしょうか…)

さ、三人ともなんで黙るの！？　と、とにかくあ、アタシは元気だからね！　食欲もほら、このとーり！ (風子はリョウの薔薇の飴細工をパクリとほうばった)
ん〜♪　飴の優しい甘さがたまらないんだよ〜♪

私の飴細工…！　風子、お前人の物を勝手に食べて謝りもしないのか！

名前書いてなかったしー、別にいーじゃん。代わりに星のクッキーあげるからさー

そういう問題じゃなく！

二人とも落ち着きなさい…飴細工なら家に余っているからカリカリしないで頂戴…

リョウんとこ、うるせーなー…　あ、このドラジェってやつカリカリしててうめー！　オレっちもっとこれ食べて―

私のはフルーツですか。
地元では果物は貴重ですからこのような形でいただけるなんて嬉しいです

(少し賑やかではあるが(主に風子のせい)、全員楽しそうにデザートを食べている様だ)

(最後の一口をパクリと食べると)

他の二つは誰の元へ行ったのかしらねぇ…。
(花嫁と神父がどこに行ったかのか少し気になるかのように会場を見回した)

＊カラン！＊
(なんとロランさんのシューの中から花嫁の格好をしたぽよこが現れた！)

(ぽよこモンペの一人が機敏に反応したようだ！)　 ムムッ！シャインさん、花婿の方をお出しになったんですか！ フフフ、花嫁をお探しでしょう、そうでしょう…
なんと私のケーキから出てきたんですよ〜！ ささ、花嫁はこちらに…！(と、花嫁ぽよこを横に置きたそうに)

(ロランの声にくるりと振り向いて)
お、ロランさん…！　 よ…嫁…！　嫁ぇー！　花婿が迎えに行くぞー！ (人の合間をするりと抜けて素早くロランの手元の花嫁ぽよこへの所と向かい)
愛と感動の再会だなぁ…！ (やさしく、花嫁ぽよこの真横に花婿ぽよこを置いた)

(しばし満足げに頷いていたが) …引き離すのも何だし、ロランさんに引き取ってもらおうかな。 (かわいいものが好きらしいとは聞いていたけど、そのとおりみたいだし)

ｷｬｯｷｬｳﾌﾌ　感動の再会ですねえ！！神父うれしい！！！(踊っている…)
えっ、私が引き取っていいんですか？シャインさんが是非と言うのなら喜んで…！　 うちの教会で結婚式するときに置いておいたら皆さん喜ばれますよねえ！ (良いというなら好意を素直に受け取って、机に二匹並べてにこにこしているだろう)

ふたり出逢った花嫁(ぽよこ)と花婿(ぽよこ)の姿に いい話だなぁ…。と謎の感動。

あ、やっぱ花嫁もぽよ子なんだ。 良かった、これで花嫁がリザードマンとかだったら 花婿の身の心配をしなきゃいけないとこだったぜ……
＊＊＊
ロランとシャインがはしゃいでいるのに気が付き、 自分の席でシューを突付きつつその様子を見ている。 観察していた飴細工の薔薇は既に無くなっている。 綺麗で食べるのが勿体無いと言ったら 容赦なく「ダスティ食べないならオレ食べるねー」とマーリオに取られたからだ。 (代わりにチョコは貰ったが、言い様の無い寂しさも胸中に残った)
＊＊＊

あの花嫁ぽよ子、花婿に比べてちょっとだけ睫毛が長く作られてるんだな。 芸が細かいよなぁ……やばい、美味い。
＊＊＊
緑茶の入ったグラスを傾けながら料理を堪能している。
＊＊＊

＊カラン！＊
(なんとアルバさんのシューの中から神父の格好をしたこめつぶが現れた！)

うわーーー！うわーーー！なにこれ！かわいい！ オルゴー！オルゴおおおお！お前んところの綿菓子(こめつぶです) 出て来たんだけどおおおお？！
もおおおおだめだろー、ちゃんと懐にいれてあげろよおおお。 なんだかやたらテンションが高い。酔っているのかもしれない。 オルゴーをばしんばしんと叩いてこめつぶ神父をぐいぐいオルゴーに押し付けている。 受け取ってもいいし受け取らなくてもいい

こめつぶ　>>
なんだこれー！
こいつらが並んで式挙げてんの想像すると、すげー面白い。いや、和む。 こういう服着てると神妙な顔つきに見えるから、不思議だよなぁ！

あ、神父さんはアルバさんのシューの中に入っていたのですね。 へぇ〜…神父さんはこめつぶちゃんですか。　この困ったような眉毛とかもこもこ具合とか再現されてかわい… って、アルバさんどうしたのですか？　あ、ちょっとまって・・・！

(妙にハイテンションなアルバさんに様子に戸惑いつつ)
あ、アルバさん！ こ、こめつぶちゃんはすでにオルゴーさんの傍にいますよ、アルバさんが持っている方は置物ですからね？ ほら、こめつぶちゃんはちゃんとオルゴーさんのそばで行儀よく座っていますから落ち着いて。
(アルバさんが後悔しないようにやよいなりに止めようとしているが、ひょっとしたら火の粉が彼女の方へ飛んでくるかもしれない)

やよいに指摘されてごしごし目を擦る。
こめつぶが…２つにみえる…。 あるぇー…。ちょっとふらつくんだけどこれお酒？お酒なの？ ちょっとやめてくださいよー、俺式でちゃんとアノチェの姿最初から最後まで見たいのにいいいい…。 ばかー！おさけのばかー！ 今度はさめざめとべそをかきはじめたぞ。

うう…少し休もう…。 休んだらきっと回復する…。 お茶を飲んで座る事にしたようだ。
少しすれば回復するかもしれないし、誰か煽ってもいいかもしれない

……てか、アルバ大丈夫？　飲み過ぎてない？
といいつつ、 をグラスに注いで

(1:ビール)
ああ…ありがとう…。 そういって口をつけた瞬間噴出して
おま！これビールじゃん！ 何飲ませてんだよ！俺弱いみたいだからもうやめとこうとおもったのに！ おにいちゃんおこるぞ！め！だぞ！ まだ酔ってる！

アルバの酔い度：
酔い覚め度：酔い度から 引く。0かマイナスなら酔いが醒める

アルバさん…酔っぱらってしまったのですね。 大丈夫…大丈夫…落ち着いて落ち着いて…。 さめざめと泣く彼の背中を優しくなでようと背中に手を回そうとして
アルバさん、酔いを早く醒ますには糖分とオレンジジュースが効果的らしいですよ。 …ちょっと待っていてくださいね。 ケーキの残りがあるか厨房を見て来ますね。< アルバさんにそう伝えるとやよいは厨房の方へと掛けていった

(アルバさんって…年下なのにしっかりしてるなぁ…って思ってたけど…可愛いところあるんですね)
去り際、普段と全く違う彼の一面を思い出し、慈しむように微笑む彼女が見えたかもしれない。

うう…ごめんな…。 俺もう酒飲まない…絶対飲まない…。もうやださけこわい。 酒デビュー早々にして固く誓うのであった。

現在のアルバの酔い度：47
酔い覚め度：47-