結婚式 前

さ！結婚式だぞーーーー！！
儀礼用のマントを翻して、彼は中へと消えていった。

さて、まだ時間あるんだよな…。 アノチェの準備はおばさんに任せてるからいいとして…。 てか主役のテルプは遅刻しねえだろうな…？ 参列者が来るまで彼は準備をしながら待機しているようだ。

【2F・控え室】
袖を通したのは、砂漠地方でよく着られている正装。いつもと違った、かしこまった服と、櫛を通した髪と、履きなれぬ靴。鏡を見てくるくる回ってみる。
……似合わない、気がする。

ぽいぽいと、靴を脱ぎ捨てて裸足になって、部屋をうろうろしたり、椅子をぎしぎしさせたり、落ち着かぬ様子で。 花嫁の姿を想像して、ひとり、ニシシと笑っている。

【2F・控え室】
コンコン、ドアをノックして。 おーい、はいるぞー…。 ちゃんと準備ができているのか確認にきたようだ。

おー…。似合うな。 というか、雰囲気変わるなー。 …おま、靴履けよ…こんな時ぐらい。あと顔にやけすぎ。 転がった靴を拾っては彼の前に揃えておいた。

ちゃんと身なり整ってるか俺が最終チェックしてやろうか？ おかんか。

【2F・控え室】
靴、履いたら、逆に転んじゃいそうで嫌だ…。 足をぷらぷらさせて。アルバの言葉ににやにやをより深くして だってさ。絶対、ぜったいきれいだぜ。 はぁ、もう、想像するだけで。手で顔を覆い、ひとしきり悶えた後

しゃきっと直立する。 どうだ、かっこいい？　くるりくるりと、踊るように回って見せて。

【2F・控え室】
「かっこいい？」と子供のようにはしゃぐテルプにやれやれと義兄は軽く苦笑して。 …裸足なこと抜いてな…。 ま、テルプらしいけど。はいはい、かっこいいかっこいい。 サンダルもあるからまあ、気が向いたら履けよ？

俺もまだアノチェのドレスは見てないんだ。 新婦入場の時に初めてみるんじゃないかな…。そうだな、きっと綺麗だろうな…。 すこし、感慨深げに微笑んで …そうそう、俺今日父親役でバージンロード歩くから。よろしく。

あ、ブートニアずれてるぞ。 そういって直してやる。

【2F・控え室】
サンダルかぁ…。 それなら、何とか、と、しぶしぶながらに足を引っ掛けて。 アルバの手を邪魔しないよう、少し顎を持ち上げる。 出会った時よりずっと大きく、たくましくなったアルバに。

…………ありがとう。 ここに、アノチェがいるのも、……俺がいるのも、お前のおかげだ。
しあわせに、するよ。それだけは、絶対、約束する。

【2F・控え室】
少年の頃は見上げるばかりだった背も今は成長しきって見下ろすようになって。 「これでよし」とブートニアの位置を直すと満足げに頷いた。
…お前に噛み付いてた頃が懐かしいな…。 何言ってんだよ、俺の信頼に…アノチェの信頼に応えてくれたのはお前だろ？ …こっちこそあんがとな。

ああ、幸せにしてやってくれ。 俺はもう隣で見守ってやる事は出来ないから。 そう言って何かに目を細めるとうるっときたのか慌てて顔を背ける。

んじゃ俺他も見てくる。 そろそろ参列者もくるだろうしな。 また後で。
やや逃げるようにその場を後にした。

【2F・アノチェセルの部屋】
控えめにドアをノックする音が聞こえる。 アノチェセル様、アイン…いえ、スワロウ様から派遣されたメイドです。 今日はあなた様の着付けとメイクアップに参りました。 開けても宜しいですか？

【2F・アノチェセルの部屋】
あ！は、はい！！ ど、どうぞ…。

【2F・アノチェセルの部屋】
失礼します。私、ハンナと申します。 今日はよろしくお願いいたします。 恭しくお辞儀をして。

さ、早速取り掛かりましょう。 スワロウ様から「うんと綺麗にしてあげるように」と申し付けられてます。 …十分お綺麗な方ですもの。今日一番誰よりもお綺麗にして差し上げますね。 にっこりと微笑む。
熟年の経験をにじませて「私に任せなさい！」とでもいっているかのようだ。

【2F・アノチェセルの部屋】
へっ？！あ……う……。 は、はい…。 よ、よろしく…お願いします…。 人に着付けをされるのに慣れてないからか、縮こまって返事をする。 この後少ない時間で所作までみっちりハンナに教え込まれるだろう。

【礼拝堂】
(早々に礼拝堂に入ったロランはいつもの略装ではなく、司祭服に身を包んで聖壇の側につく)
きゃ〜、もうこの日が来てしまったんですねえ。とても感慨深い！ お天気もよくって、神も大層お喜びでいらっしゃるのでしょう。 私もこの二人の門出を認められるよう、精一杯お務めしなければ…。

【礼拝堂】
ロランさん、この度は本当にありがとうございます。 その…きっと宗派が違うでしょうに、司祭役を買ってくださって…。 感謝してもしたりません。どうか…今日はよろしくお願いします。

礼拝堂で賛美歌の紙を席に置いたり、オルガンの調子を確認したりしながら ひたすら待ち続けているロランに深く頭を下げた。

【礼拝堂】
いえ！お構いなく。そもそも宗派などというのは人の定めしもの。 信心があれば神は儀礼の違いやその考えに関わらず、 その信仰をお認めになると私は信じております故。 ふふ、神がお二人を祝福くださいますよう、私も祈りを尽くします。よろしくお願いしますね。 (深々と挨拶を返すその姿は立派な司祭のようにしか見えない…はず)

【礼拝堂】
まあ…なんて素晴らしい方なのでしょう。 聖職者の鑑ですね。見習いたいものです。 君鳥はギャンブラーロランの顔を知らない。 知らぬが仏ならぬ知らぬが神。斯くあれかし。
ええ、どうぞよろしくお願いします。

【礼拝堂】
(冒険に着ていくようないつもの服。しかしながらピカピカに洗われいて、石鹸を奮発したのかちょっといい香りがするかもしれない。入り口の扉からひょいと顔を覗かせている)
わあ、ロラン…ピシっとしてまるで神父みたいじゃないか…。 もう俺たちも入っていいんだろうか。

あれ、プレーンはどこ行ったんだ？

【礼拝堂】
(同じくちょっといい香りのするいつもの服で、扉から顔を覗かせ)
うーん、神父そのものっスね。今日のロランさんからはギャンブルの香りがしないっス。
姐サンは今厨房で格闘中だと思うっスよ。 式が始まる頃には帰ってくるんじゃないっスかね、多分。

【礼拝堂】
扉から顔を覗かせているのに気付いて
まあ！ようこそいらっしゃいました。 …オルゴーさんに、ギシさんですね？　 アルバとアノチェからお話は伺っております。 私は彼らの養母の君鳥と申します。 今日はアノチェセルの結婚式に来ていただいて本当にありがとうございます。さ、なかにどうぞ？
そちらの扉を出て左手がプレイルームです。 お疲れでしょう、まだお時間もあるでしょうから、お飲み物をご用意していますのでどうぞご自由にお飲みくださいね。

(扉の向こうの視線に気づいて会釈。場数は踏んでいるためか、なぜだか我が物顔だ！)
フフフ…お二人とも気を遣わなくて結構ですよ！ まだ開始にはお時間ありますし、君鳥さんの仰る通り別室で待たれて構いませんからね〜。 ところで、まるで神父みたいなって、あの、私の本職なんですけども…。まいっか…。

【礼拝堂】
あ、ロランさん聞こえちゃったっスか。いやー、なんだか雰囲気ちがうんスもん。 でもこうして話すと、わりといつも通りのような気もするっスね。

【礼拝堂】
ああ、君鳥…！どうもこんにちは。 クラン・ジョブチェンジャーズ一同、心からアノチェセルの結婚を祝わせて貰うよ。
ははは、待ち遠しいんだかなんだかで、落ち着かなくって…それじゃあ始まるまでプレイルームの方で過ごさせてもらおうかな？

【礼拝堂】
(オルゴーとギシの後ろから、礼拝堂への扉に手をかける人物がふたり。学者然とした女は普段と変わらず愛想よくその場の三人に向かって)
あら、ごきげんよう。式にふさわしいお日柄ですね。

【礼拝堂】
(吟遊詩人は居心地の悪さを隠しきれず)
…よ。

君鳥さん、この度はアノチェセルさんのご結婚おめでとうございます。 わたしもお二人と仲良くさせていただいて、今回のことには感慨深いですわ。 …この人が一番そのはずなんですけど、うふふ、素直じゃないみたいで。 失礼があったら先に謝らせてくださいね。なるべく制するようにはしますけど。
(言いつつ、傍らの吟遊詩人の耳をつねっている)「やめて」

…あ、わたしたちにはお構いなく。礼拝堂で神父様をからかってますので。 それでは一足先に中で待っていますね。 (と、ぐずるフェリクスを連れて礼拝堂の椅子に腰掛けた)

【礼拝堂】
まあ！クレメンティさん！ごきげんよう、フェリクスさんもお久しぶりでしょうか。 にこ、と微笑んで。
ありがとうございます、子供の晴れ舞台をこんなにも早く見ることが出来るなんて…。 …あの時、保護して本当によかったとおもいます。 貴方のように大人な女性からしてみれば、あの子はまだまだ子供でしょうが、 どうぞこれからもあの子をよろしくお願いします。 …フェリクスさん、貴方も…。どうぞ、よろしくお願いしますね。

お飲み物はそちらの扉出て左手にあります。 どうかお時間までおくつろぎくださいね。

【礼拝堂】
どうもどうもクレメンティさんにフェリクスさん。おふたりとも素敵なお召し物っスねえ。 フェリクスさんなんか宮廷で歌っちゃえそうっスよ。実際今日は歌うんスかね。期待しちゃうっスよ。

そんじゃ僕らはあっちの方でのんびりしてるっス。また、式の時に。 (軽く手を振ると2人でプレイルームへ移動していった)

【プレイルーム】
うーん…なんだろう、妙に喉が渇いた…俺が緊張してどうするんだ…？

【プレイルーム】
(ホットコーヒーを頂いて一息) はあ〜…ちょっと落ち着いてきた…。 …新郎のテルプは今どうしてるんだろうね。

(ギシも同じくホットコーヒーを頂きながら) テルプさんねえ、そわそわしてるイメージしかないっスね。アノチェさんの方が落ち着いてたりして。

【2F・控え室】
(｡-｡)(:I )(ﾟ-ﾟ)( I:) (｡-｡)(:I )(ﾟ-ﾟ)( I:) ころころ

想像どおり、そわそわしている。

【2F・アノチェセルの部屋】
さ、お支度が整いましたよ。 …どうですか？感想は。 アノチェセルを鏡の前に立たせる。
…本当にお綺麗です。肌が白いからホワイトベージュのドレスがよくお似合いですね。 さすがスワロウ様です。 うんうん、と頷いて。

【2F・アノチェセルの部屋】
わ…。 な、なんだか…わ、わたしじゃないみたい…。 鏡の前に立つ自分はどこかのお姫様のようで。 そんな夢など一度もみたことがない彼女だったが、流石にその姿を目の前にしてほぅ、と息をつく。

【2F・アノチェセルの部屋】
時間が来ましたら下までご一緒します。 それまで座っていましょう。 お飲み物もご用意してますよ。
にこ、とメイドは笑って。 時間がくれば中階段から中庭を通って外で待機しているアルバの元に行くだろう。

【礼拝堂】
入り口に立って、参列者の皆を案内している。
えー、と、こちらで待っていただいて…、 式の後は、僕らから皆さんに合図しますので、この扉から外にでる感じで。 一通り落ち着いてきたと判断したのか、とことこと自分も中へと

やー、たまに孤児院は覗いたことがあったけど、 礼拝堂の方は初めてかもしれないな。素敵ですねぇ…。 真面目な顔で打ち合わせしている神父様を横目で見ている。…… 印象変わるもんだなぁ…。

【礼拝堂】
…………なにもしない……。
……というのも、少々落ち着かぬな。 何か手伝えることは無いかな。(うろうろ)

【礼拝堂】
そっちでおとなしく待っててください。

【礼拝堂】
…………はい。

赤坂に促され、待合に移動する。

【礼拝堂】
お、赤坂…！おはよ。 進行の役、引き受けてくれてありがとう。 大変だろうけど頑張ろうな。今日はよろしくな。 神妙な面持ちで感謝を述べて。

…へへ、古いけど中々いいだろ。この礼拝堂。 おじさんより、もっと前に主だった人が建てたらしいよ。 敬虔な信者で、かつ騎士だったんだってさ。

天野もありが…あれいっちまった。 まいいか、あとで礼いおう。

……ま、大切な、うちのメンバーですから。

進行はお任せください！　なんてこう、言えないのが辛いとこですけど…。 なんとか、頑張りましょう。こちらこそよろしくお願いします。 昔ほど、おどおどした雰囲気が柔らかくなっているようではあるが…、やはり緊張を隠しきれずに深呼吸をしてみたり。

あぁ、天野さんはでかい図体で邪魔になるトコにぼーっと立ってることが多いので、すみっこに居ておいてもらいましょう。

【礼拝堂】
こんちゃー、お届け物持ってきたよー。 (そういって礼拝堂の入り口に立ったのは大きな箱を抱えた普段と変わらぬ服装の風子。ただし、いつもよりも服が綺麗になっていて、ほんのりいい香りがするかもしれない)

えーっと…メッセージを書く用のぬいぐるみを作ってきたんだけどー… これ…どこにおいておけばいいのかなー？ (そういって、木箱を持ち上げ周りにいる人たちに見せびらかす。木箱はかなり大きく、風子の腰位あるようだ)

【礼拝堂】
あ！風子！話は聞いてるよ、ぬいぐるみ作りお疲れ様。ありがとうな。 それにしてもでかいなー。俺が持つよ。大変だろ？ と言ってるがもちろん断っても構わない。
そうだなー、プレイルームにおいてくれるか？ 最初に話を聞いた時点でもうそこに置くって決めてペンも用意したんだ。もう直ぐ子供達も来ると思う。

そういうやいなや扉の向こう、廊下から子供達がわいのわいのとはしゃいでいる様子が聞こえて。
「おねーーちゃん！それなーに？」
「みせてみせてーーー！」
「ねー、この人お人形さん？全然動かないよ？」
プレイルームに居る人全員にきゃいのきゃいのとちょっかいを出しているようだ。

【礼拝堂】
いやいや、アル君こそぬいぐるみ作成のイメージくれてありがとねー。 おかげでいい物ができた…って思っているんだよ〜♪

大丈夫、大丈夫、こう見えて力持ちだからこのぐらい持てるよー。 代わりに、やよいっちやナオに優しくしてくれると嬉しいんだよ〜♪ (アルバからの誘いをにっと笑ってそう断り)
プレイルームねー、了解なんだよー。 えーっと…場所は…隣だねーちょっと持って行ってくるねー。 (そういってよっと…と抱えている木箱を抱えなおしそのまま隣の部屋へ)

【プレイルーム】
(プレイルームに入るや否や、子供たちの熱烈な歓迎を受ける風子)
みんなちょっと待っててねー…今開けるからー。 (子供たちを軽くたしなめながら、風子は木箱をゆっくりと開ける木箱の中から鈴を咥え赤いマフラーを巻いた真っ白い小鳥のぬいぐるみが出てくると、わーと歓声が上がったかもしれない)

どーよ。　これ、風子おねーさんが作ったんだよー。ちょっとやよいっちにも手伝ってもらったけどねー…？ これから、このぬいぐるみにアノチェおねーさんへのお祝いの言葉を書くお仕事をしてほしいんだけどー… みんなできるー？

【プレイルーム】
わあ！おねえさんすごい！ありがとう！　 …うん！できるよ！ 子供達がわいわい思い思いの言葉を鳥のぬいぐるみに書いている。

「おめでとうごじます」
「げんきでね」
「だいすき」
「すかーとまくり」←明らかにクロの書き込み

言葉だけでなく、絵も描き込まれている様だ。 そんな中、鳥に巻かれたマフラーの下に、こんな言葉が書かれている。

「ぼくのおねえちゃんでいてくれてありがとう。パパとママのことはしんぱいしないでね」

照れ屋な彼…フェリクスが、見えるところでは恥ずかしくて、あえて見えないところに書いたようだ。 こうして、鳥のぬいぐるみは　 【厨房・食堂】　 の新郎新婦席のところに置かれることになった。

…！か…かわいい…！
(彼女の取り出した大きなぬいぐるみに、思わず挨拶を忘れ)

へえ、このぬいぐるみに子供達のメッセージを書くのかぁ…！ 想いのつまった最高の記念の品になりそうだな。しかもかわいい…。 (子供たちに混じってぬいぐるみを眺めながら) このマフラーはアノチェセル…鈴はテルプだな、よく考えたなあ。

【プレイルーム】
赤坂に促され、待合に移動すると先客を見つけて。 おお、じょぶちぇんじゃあずの皆ではないか。 この度は…来ていただきありがとう。と、己(おれ)が言うのもおかしいか。

【プレイルーム】
やあ、天野…！テルプの結婚おめでとう…って君に返すのもなんだか可笑しいかな。 君も落ち着かないところかい？クランメンバーの結婚って、そわそわするものだよなぁ…。

【礼拝堂】
(恐らく案内のあったとおりにだろうか、そろりと入り、それとなく隅の方に落ち着いて)

わぁ…素敵な雰囲気… なんだか…参列側の私たちもなんだかドキドキしちゃいますね…

でも　いちばーん　すてき　なのは　はなよめさん　なのよ　ね！

そうだな、なんたって今日は世界一だからな！　…それはそうと、なんかやっぱ落ち着かないな

私たちが落ち着かなかったら主役たちやもっと身近な人たちはどうするの…ふふっ

『今日の式がさいっこうに素敵なものになりますように』…ん、よその神様にお願いするのって緊張するね

緊張してんじゃないかよ… (…落ち着いてはいないようだ…見知った顔にはそれでも笑顔で会釈をしただろう)

【礼拝堂】
そろそろ新郎新婦の入場となります。 みなさま、お席にお付きください……。 いつもとあまりイメージが変わらないが、少しばかりかしこまった衣装の赤坂が、 歓談する皆に、ぺこぺこと頭を下げながら準備を整えて。

【礼拝堂】
(礼拝堂の扉から、いつものケープをローブに替えた人物がひとり入ってくる)
これは皆さん、おはようございます。 本日のこの良き日、僭越ながら私がオルガン奏者を務めさせて頂きます。 どうぞ何卒、宜しくお願い致します。 (笑みと共に礼をして、歩みを進める)

【礼拝堂】
おはようございます、ネフライトさん。 今日はオルガン奏者をかって出て頂きありがとうございます。 沢山の人がこうしてあの子達の式を盛り上げてくださること、本当に僥倖です。 どうぞ、今日はよろしくおねがいしますね。 こちらもにこりと微笑み一礼を

そろそろ私も席に着いたほうがよさそうですね…。 そういうと最前列に夫のフォウと共に着席をする。 いないように思われがちなこの孤児院の主、フォウは微笑みながらも緊張で最前列に固まっていたのだった。

テルプさん、行きますよ。 赤坂が扉を開けると、花と布とで飾られた礼拝堂。 いつもよりも華やかで、それでいておごそかな空気がテルプを迎えて。

【礼拝堂】
(扉が開けられると共に、鍵盤に指を。深く、祝福の意思を乗せて旋律を紡ぐ)

　♪　　♪♪　　♪♪　♪　♪　♪♪♪　　♪

(戸惑う新郎の気配を掬う様に、ゆっくりと伸びやかに、音を広げてゆく)

【礼拝堂】
南部によく見られる形の正装に身を包んだテルプは、いつもとは随分違った雰囲気だろうか。詰め襟、コートのように長い裾。ゆったりしたズボン。髪も整えて、足元にはサンダルを。 参列者にひとつ、礼をして。

一歩、礼拝堂の中へと踏み込んだ。慣れぬ足元につまずきそうになりつつ。 自分の歩くのに合わせて奏でられる音楽に、まず耳が行く。 光に溢れるようなその音色に、……ああ、祝福されているのだと、一歩一歩を大切に思いながら。

見知った顔がこちらを見ている。落ち着かない。 真面目な、緊張した顔で。
いつもと違う姿の神父さまと目が合った。
……えっと、どーすんだっけ？　立ってたらいいんだっけ？

【礼拝堂】
フフ、堂々としていればよいのですよ！
(聖壇を前に立って、緊張した面持ちの新郎ににこりと笑いかけしかしその顔をすぐに引き締めて、厳かに、よく通る声で語りだす)

それでは、これよりテルプ・シコラとアノチェセル両名の結婚式を執り行います。
(参列者に、中庭に通じる扉の方へと身体を向けるよう求め、オルガンの奏でと共に、純潔の道を花嫁が歩いてくるのを待つ)

【礼拝堂】
中庭の玄関口からメイドに付き添われて花嫁が礼拝堂に向かってくる。 最小限に露出を抑えたホワイトベージュのエンパイアドレス、トレーンは動きやすいように短くなっている。 トルコキキョウのクラッチブーケに後頭部をぐるりと彩る花飾りもブーケと同じ花だ。 間違いなく、今日の彼女は今までで一番美しかった。

あ、あの…。えと…。 ………えへへ…。 「綺麗かな？」と尋ねることすら恥じらって。ヴェールごしでもほんのりと頬が色付いているのがわかる。

【礼拝堂】
……ああ、綺麗だ…。

っと、やべ、俺が先に言っちゃだめだな。 苦笑して。
さ、入場するぞ。 どうぞ？妹様。 左腕を曲げて、アノチェが腕を組むのを待つ。

【礼拝堂】
う、うん…！
準備が出来たことを赤坂が確認して、扉が開かれる。

【礼拝堂】
二人、一礼して、新郎の元へ一歩ずつ。 これまで二人で生きてきた道を思い返すようにヴァージンロードを歩く。 ほんの十数メートルの道が、とても長く…長く、アルバは感じられた。

(お前は、いつも守ってくれた、助けてくれたって、言ってたけど、本当に助けられたのは、俺なんだよ。守らなきゃって、思う相手が……お前がいなかったら、きっととっくに折れてたかもしれない。……ありがとな、俺はお前と一緒に生まれてきて、幸せだった。だから、どうか…)

新郎の前にたどり着いて。
花嫁を渡す瞬間に

【礼拝堂】
…………っ！
アルバの頬を涙が伝った。

【礼拝堂】
………ご、ごめ……少し…待って……。
大粒の涙は止まる気配がなく、彼は目を閉じて大きく深呼吸する。

【礼拝堂】
……大丈夫。
落ち着かせると新郎に新婦を手渡した。
………アノチェセル…幸せにな。 戻ってくるなよ？

彼は笑った。 ちゃんと笑えてたかは、わからないけど。 流れる涙もそのままに、彼は参列席最前列に座った。

【礼拝堂】
アルバ…ありがとう…。
うるっときてしまうのをどうにか堪える。 まだヴェールも上げられてない。 泣いてしまったら、折角の化粧も崩れてしまうから。 せめて、目の前の人には…綺麗な自分をちゃんと見て欲しいから。

【礼拝堂】
アルバと手を繋ぎ、静かにこちらへと歩いてくるアノチェセルの姿を、……ただ、見ているしか出来なかった。どんな詩も降りてこない。どんな言葉も色褪せるほどに、美しかったのだ。

今まで、アルバとふたりで支えあって来たその手を。 いよいよ、彼の手を離れるアノチェセルの手を。大切に、たいせつに受け取った。
最初に彼に伝えたいと思った事は……、信じてほしい。だったっけ。 今は、どうだろう。 任せて。絶対、しあわせにする。 そこにはもう、ひとつの嘘も無かった。


アノチェセルへと目をやると、 ベールの向こうの顔は、いつも以上に、綺麗で。 何よりも、自分だけを映す瞳が。喜びで溢れる顔の、彼女が、愛しくて。
すごい。ほんと、本当に…。綺麗。

腕を差し出して。

【礼拝堂】
…テルプ…。
小さく、呟いて。 愛おしい人の腕を組んで微笑みあう。
二人、聖壇の前に。 これから、共に歩む誓いを立てるのだ。

【礼拝堂】

(継がれる想い、託される想い、共に在ろうとする想い)

　♪　　♪♪　　♪♪　♪　♪　♪♪♪　　♪

(それら、輝かしい想いが、この礼拝堂を満たす様に)

　♪　　♪♪　　♪♪　♪　♪　♪♪♪　　♪　　　　♪　――…………

(美しきふたりのひかりを指先に乗せたそれを、そっと返す様に音をおさめた)

(今手渡される、新婦とその兄のこれまでにいかなる生き様があっただろうか。そして、今日ここから新たに歩むふたりに、どんな未来が待っているのだろうか。推し量ることはできなくとも、せめていっそうの祈りを胸に)

…それでは、
(と、賛美歌の斉唱を宣言すると、奏者のネフライトに目配せをして、自分も神に向き直る)

＊＊＊
賛美歌は信仰に関わらず祝福をしてほしいとの配慮から、 あまり宗教色のない、普遍的なものが選ばれていて、 また、参列者には事前に歌詞の札が配られている。 煌々ときらめく天の星に遠き未来を想うそのことばを音楽に乗せて口にするならば、 かれらの前途に光あれと、降り注ぐ歌は、まるで星のように。
＊＊＊

自分だけで歌う時とは違う、皆の歌声が、祈りが、全身に染みこむようだ…。

小さい頃、まだ、シスターを目指していた頃、いつもここで祈りを捧げていた。 中々聖句が告げずに、涙したこともある。 兄と一緒にかくれんぼしたり、孤児院の兄弟と一緒にオルガンで歌を歌ったことも。 そんな沢山の思い出のあるこの礼拝堂で、愛する人といま、此処に立っているよろこびに。

(やがて音が止み、荘厳な空気の中に歌の余韻が残されて、外を吹く柔らかな風の音だけが聞こえる中に、司祭の声が響いた)

…新郎新婦、前へ。
(花嫁と花婿を隔てるものはもう何もないと、その薄衣を取ることで証明するように促す)

…はい。
二人、歩みを進める。まずは、一歩。 彼の手によってこの隔たりを取り去ってくれるのを、今か今かと待つ。

ふたり一緒に、歩を進めて、促されるままに、彼女と向き合って。 薄い布を隔てたその顔を、瞳を…。自分のものになるのを待つようなその顔が見えるよう。 そっとベールを持ち上げた。

クリアになった視界で、しっかりと、見詰める。 嬉しさに微笑んで、それからまた司祭に向き合った。

お二人とも、今から私のいうことにしっかりとお答えくださいね。 (その確かな動作に満足げに笑みを返して、司祭は問う)

すこやかなときも　そうでないときも
この人を愛し　敬い　なぐさめ　助け
命の限り　かたく節操を守り
ともに生きることを誓いますか。

すこやかなときも　そうでないときも
この人を愛し　敬い　なぐさめ　助け
命の限り　かたく節操を守り
ともに生きることを。

そう、この言葉の通り。 これまでも、これからも。命の限り。……命が、尽きた後もきっと。
──誓います。

すこやかなときも　そうでないときも
この人を愛し　敬い　なぐさめ　助け
命の限り　かたく節操を守り
ともに生きることを。

私達は、音に導かれた。 その軌跡に、奇跡に、感謝して。 ずっと、ずっと歌い続ける。 貴方の愛を、貴方との未来を、貴方に―

──誓います。

(二人の誓いの言葉を聞き届けて、湛えた微笑みを深くする)
では、指輪の交換をしていただきます。

(そう言って取り出したのは、ぴょこんと跳ねた毛を弾ませる彼の似姿。大切そうに指輪を抱えた人形が、誇らしげに二人を見上げているように見える)

てるぷぬいぐるみ。
いつ見ても吹き出しそうになるのを必死で抑えて、受け取った。

婚約の指輪も、この指輪も、自分で作った、形のあるもの。 彼女とだけは築きたいと思った、確かな証だ。 シンプルな指輪の裏側には、大切に包み込むように 彼女の指輪に赤い石を。自分の指輪に紫の石をはめ込んだ。 いつでも互いを、すぐ側に、感じられるよう。

彼女の手を取ると 左手の薬指に、約束のしるしを、そっと嵌めた。

人形にニコリと挨拶をして、指輪を受け取る。

この指輪を最初に見たとき…内側に、互いの瞳の色を宿した石が嵌め込まれているのを知って、言いようのない気持ちに包まれたのを覚えている。
今こうして再び…その感覚に包まれて。 これからも、この指輪を見るたびに、思い出すだろう。 確かな気持ちを。

自分の左手に指輪が嵌められるのを見て、彼女は嬉しそうに微笑む。 それから、彼の左手を取って、同じように…薬指に約束を嵌めた。

(その儀式を、その指に光る輝きをしっかりと確認して)
では、誓いのキスを。

彼女の瞳をじっと見つめて。 自分の左手に、この先ずっと共にあるこの色に。

少し、照れたように微笑んで。

あいしてる

唇が触れる直前にそう囁いて。目を閉じて。

唇を、重ねた。

目の前の彼を見詰め返して。 口付けが交わされる。 それは永いようにも、一瞬のようにも感じられた。

…あいしてる。

努めてどもらないように、そう告げて。 宵の瞳に、彼の星が灯った。

この男女が夫婦であることをここに宣言いたします。 …斯くあれかし。

(天井を仰ぐように目線を上げるのは、神にふたりの祝福を乞うているのか。そうして、ここにふたりの結婚は認められた)

神父さん！　ありがとう！ 神様に…、届いてると、いいな。
それはどこかで神様を憎んでいた頃の彼とは違う、満面の笑みだった。

……ノチェ！ しっかりと、手を繋いで。 あいしてるよ！　これからも、ずっと、ずっと！ 幻ばかり見てきた彼は、何よりも確かなものを、手に入れたのだった。

し、神父様、わ、私達…。 ずっと、一緒に生きていくよ…！あ、ありがとう！ 同じように礼を言って。

テルプ！ にっこりと笑って手を握り返す。
うん！わ、私もだよ！あいしてる！
宵に宿った彼の星は、きっと揺らぎない確かなもの(ポーラスター)になるだろう。 これからも、ずっと。

神父さまに頭を下げるテルプを横に見ながら。

さて、ご来場の皆様。ただいま神父さまの宣言により、ふたりの結婚が認められました。 ──おめでとうございます。控えめにつぶやいて。 ……確かな約束を交わしたふたりに、拍手をお願いいたします。 ぺこりと、頭を下げつつ。

(たった今、結ばれた想いと命とに、優しき光あれ、と思う。響き逢ったこころが、二度と離れぬ様に、と願う。自分の祝福が僅かでも、ふたりとその大切なひとびとの幸へと届くなら)

　♪♪　♪　♪♪　　♪♪　♪　♪♪　♪♪♪　　♪♪　♪

　おお　いとしき　そは　ただひとつの　かがやき
　ひかれあい　ひびきあい　ここに　むすばれし

　おおしき　て　なんぎ　はねのけ
　やさしき　て　くるしみ　とかす

　あゆみは　こころに　こころは　みちに

　あゆみに　ひかりを
　こころに　ひかりを

　その　みちゆきに　その　みちゆきに
　ひのひかり　つきのひかり　
　よぞらのほし　あたたかな　ともしび
　あまねく　ひかり

　みちびきを　　みちびきを　　　みちびき　を！

　♪♪　♪　♪♪　　♪♪　♪　♪♪　♪♪♪　　♪♪　♪

係の人たちと打ち合わせをしながらうろうろと。

すみません、キリのいいところで一足先に外へ出ていただいて…。 フラワーシャワーを用意してますので、受け取っていただけますか？ 礼拝堂の扉の外で、皆に花びらの入ったカゴが配られるだろう。

子供達が「それいまだ！」と参列者達に花かごを配る。 あの！おにいちゃん、おねえちゃん！これ、どうぞ！

　♪♪　♪　♪♪　　♪♪　♪　♪♪　♪♪♪　　♪♪　♪

　その　みちゆきに　その　みちゆきに
　ひのひかり　つきのひかり
　よぞらのほし　あたたかな　ともしび
　あまねく　ひかり

　みちびきを　　みちびきを　　　みちびき　を！

　♪♪　♪　♪♪　　♪♪　♪　♪♪　♪♪♪　　♪♪　♪

(新しき道を歩むふたりを、扉の向こうのひかりへと送りだす歌声を、朗々と)

二人歩いて、祝福と拍手に包まれて、扉の向こうへと。

手渡された花を受け取って。 ……ん？　中に何か混じっているかもしれない？

※　突然のダイスゲームだ！　※
１〜５：花　６：花以外の何か
ダイスを１個振って、幸せいっぱいのふたりに何か好きなモノを投げつけてやろう！　 多分だいたいテルプに当たる。

というわけで、おめでとうございます！　
１〜５：花　６：ちくわ

……チッ

舞い散る花びらに迎えられつつ
ちょっと、何で舌打ち？！

おめでとう！テルプ！アノチェ！ 幸せにな！ フェリクス(君鳥の息子の方)から花かごをうけとって、二人に投げる

１〜５：花　６：てるぷにんぎょう

おーめーでとー！　おーめでとー！！

◆いつの間にか参列者に混ざり、どさくさに紛れて何かを投げた

　1〜5：花　6：良い香りのする液体。地面に染み込むと一時的にその場所に魔法の花が咲く

はっはっは。

１〜５：花　６：かぼちゃ

＼　ゴス　／　 顔面にずっしりと重量を持つかぼちゃが！

それうっかりしたら死ぬからなっ？！

＊＊＊
マーリオのスキル『インターラプト』発動！　 前のめりに飛び込むようにしつつ手を伸ばすと、 テルプの顔面にヒットした後地面へと激突する直前だったかぼちゃをキャッチした。 地面より若干高い位置にある足場を適当に見つけ、かぼちゃをそこへ置いた。
＊＊＊

ありがとう…ありがとう……
頭のなかに声が響いたような気がしたような気のせいのような！

あ！　マーリオ！　来てくれたんだ！　ありがとー。……みんないるの？

うん、お手紙渡してお祝いしてごはん食べるんだー。 オレの仲間はなんかあっちの方にいるよー。 万が一にも邪魔にならないように離れてるって！
＊＊＊
ちらりと視線をやった先、中庭からかなり距離のある場所に人影が三つある。 マーリオ以外の参列者の視線に気付くと慌てたようにぺこぺこと頭を下げる人影、 我関せずという様子でその場に座り込んでいる人影、 縄状の何かでぐるぐる巻きにされて地面に転がされており微動だにしない人影だ。
＊＊＊

(しゃがんで子供から花を受け取ると) …おじさん、じゃなくておにいちゃんかー！ 思わず涙が出るほど嬉しい呼ばれ方だな…ぐすっ。

よぉし、おにいさん、一杯投げちゃうぞー！大人しく祝福されろー！ (無駄に元気に投げまくる)

1~5:花　６：鈴木一日貸出券

(アルバが号泣した辺りからつられて泣いてたくせに…　と心の中で思いつつ)

ふたりの巡りに祝福を。…おめでとう。 (言葉は少ないが負けず劣らず投げまくる)

1~5：花　６：鈴木一日貸出券

はぁい♡　やっとおわったわね♡ おにーさん？しっかり満足させて上げなさいな？

1〜5：花　6：アノチェのガーターベルト

おまえ、今まで何処にいたの？
サファ「屋根の上♡」

イエーイ！！テルプ！アノチェ！おめでとー！ やい、テルプ！アノチェの事泣かせんじゃねーぞー！

１〜５：花　６：鯛の塩釜焼

う…ううう…おめでとう…！ふたりとも本当におめでとう…！！

１〜５：花　６：紅白なぽよ子

二人ともおめでとー♪ 幸せになって行ってねー？

1〜5：花びら　6：鼈甲飴

おめでと！　ずーっと　しあわせ　ね！

(笑顔でカゴの中身を手にとって勢いをつけて投げる)

1〜5：花　6：ひとつずつ包まれた花型のクッキー　

わ、ありがとう！
割れないように大切に受け止めて。
ほら、ノチェ、すげーかわいいの！
隣の恋人……妻、へと、見せて。

わぁ…！ えへへ、ドーラ、ありがとう。 だいすきー！が実ったよ！
いつだったかの「気合」の授業を思い出して。
にっこり笑った

やった　ね！ ふたりの　だーいすき！　が　これから　ずーっと　いっしょ！　なの　ね！ (空のカゴを持ったまま両手をぶんぶんと嬉しそうに二人に振る)

…バーカ！せいぜい仲良くやってろよな！
(投げるフォームが明らかに人にものをぶつけるそれ)

1~5:花　6:なぜか混じっていた足の生えたちくわ

アノチェさん、テルプさんおめでとうございます！ テルプさんってすごく素敵な人ですね！

1〜5：花びら　6：ハート形のシナモンロール

おめでとう…おめでとう。

1〜5：花びら　6：ドラジェを包んだ小袋を大量に

(ヤケクソになっている隣の吟遊詩人の足を踵で踏みつけながら)
「いってえ！！」 おめでとうございます！うふふ、お幸せに〜！

1~5:花　6:札束

♪〜(高く口笛を吹きながら)

１〜５：花　６：空に向けて祝砲

どうか、幸せにな。

1〜5：花びら　6：二人の名が刻まれたロザリオ

ロザリオを受け取った。 ……！　これは？　 刻まれた名前を見て、嬉しそうに。

わ、……ありがと、大切にするね！

ずーっと幸せになれよー！

1〜5：花びら　6：獲れたてぴちぴちのお魚

(アーサーが投げようとした魚を素早く花びらに代えて)
全く…油断も隙もない…。 二人ともおめでとう…末永くお幸せに。

1〜5：花　6：黒い蝶(無害)の群れ

色とりどりの花びらの中に、黒い蝶が舞い、それはとても幻想的な風景 わ、わあ！　これ、何かすげー、歌になりそう！

(花びらの代わりに蝶が舞っている光景を不思議そうに) 花びらを投げたはずなのに…何故黒い蝶が…。 『私からのサプライズです。　無害だから止まっても大丈夫ですにゃぁ』 ……結婚式に黒を混ぜてよかったのか…？　まぁ彼らが喜んでいるのならいいのだが…

おふたり共、本当に、おめでとうございます！ ……お幸せに！

1〜5：花　6：青スミレの砂糖漬け

うふふーん！　二人の新たな門出に花を添えまくるんだよ！

1〜5：花　6：花に混じえつつこっそり元気の出る回復魔法　

おめでとう、アノチェ、テルプさん。 どうか、よろしくおねがいします…。

1〜5：花びら　6：二人に宛てた手紙

オメデトウ (他の参列者さん達を参考に、花びらを投げてゆく)　

１〜５：花　６：にぼし

うふふ♪　アノチェセルさん、テルプさん　おめでとうございますわ〜♪ お幸せに〜♪　

１〜５：花　６：自分達が持ってきた花かご(↑)

おめでとお〜！！　(籠に両手を突っ込み、勢い良く投げていく)　

１〜５：花　６：カニ

ちょ、なんだこれっ　かに、カニ…　かに？！　 あいたたたた、こらっ　あ、あとで茹でるぞ！ 指を挟むカニに脅しをかけつつ

(カニは脅しをかけられて大人しくなった) …

私もやるやる〜！！きゃ〜！お二人ともおめでとうございます〜！！ 神よ、これからも彼らに祝福があらんことを！

1~5:花　6:神父が光る

めでたいな。 幸せに、睦まじく居てくれ。

1〜5：花　6：綺麗な鳥の羽

おめでとうございます…！　お二人ともとっても素敵です…！

(1〜5：花　6：レース編みで作られた花)　

結婚式はいつ見てもいいですね。 お二人とも…おめでとうございます。

1〜5：花　6：折り紙の宝箱(中にヤギの小物が入っている)

最高だったぜ！　あ、これからの二人の人生も最高だよな…！　そぉれ！

1〜5：花　6：米　

ぷいぷい。(花かごの中から口に花びらをくわえて)

１〜５：花　６：自分

のちぇ！のちぇ！！

１〜５：花　６：自分がアノチェの胸に飛び込む

爆発してしまえーーー！！！
(６：酒)

呼ばれてた　らしいよ

アルバ　＞　勿論！　幸せになるよ！　最高にね！
ライノ　＞　へっへへ！　今日ばかりは俺っち、にーさんよりイケメンだぜぇ♪
カチュア　＞　ありがとー♪　佳い道を、歩けるように見守っててね！
サファイア　＞　そういう意味の満足なら、多分だいじょうｂ……
目線を感じてか、気のせいか。途中で口ごもる

プレーン　＞　それは、すごく努力する！　ありがとー！
オルゴー　＞　泣きすぎだ！　ありがとね！
風子　＞　そう！　今日は最高に幸せだけど…きっと明日は、それ以上だ！
フェリクス　＞　ひひひ、サンキュ！　花びらを顔面に受けて、大笑いしつつ。
やよい　＞　！　それは、ありがとう！　きっとアノチェが隣にいてくれるからだよ！
ナオミ　＞　ありがとう！　そしてありがとう！
ギシ　＞　おーっす！　ありがとな！
テルプの髪を留めている宝石が、いつかアノチェから鑑定を頼まれたものであることに、気づくかもしれない

アーサー　＞　もちろん！　しあわせになるよ！
ユアヴィ　＞ ありがとう！　ふたり一緒に、歩んでいくよ！
シアン　＞　ありがとー！　君にも幸せを！　たくさんの花びらを掌に、少し投げ返す。
君鳥　＞　…………まかせてよ！　決意に、満ちた。
アズヴィス　＞　ありがとー♪
すこしかがんで、彼らの身長でも、自分の頭の上から花びらが降るように。

コルトリエ　＞　ありがとねーー♪
何か手に持っているかな？と思ったけれど、それが何かは気付かずに。

ロラン　＞　花投げるポーズが何となく乙女っぽいよなぁ神父さん…っ！
マツリ　＞　ありがとう！　一生、共に居るよ…！
ルネッタ　＞　ありがとー！　アノチェのドレス、きれーだろー♪
ユージーン　＞　ありがと！　見てる皆にも幸せを分けられてたら、最高だ！
シャイン　＞　そのとーり！　この先もずっとずっと、最高！
こめつぶ　＞　うわああかわいいのがきた！　ありがとー♪
ジャグジート　＞　爆発でも何でも来い！　ふたりでなら何が来たって、大丈夫！！
そんな言葉を交わしながら、花びらの中をくぐりぬけて。

フェリクス、クロ、リサ、3人のおもな子供達が頑張って花びらを投げ続けている中で。 アノチェは目を瞑る。 手に握られたブーケを、空へ。
え、えっと…！それ！

☆ルール☆
1d6投げましょう。アノチェが投げたダイスと同じ目か、一番近い人がゲット。複数人の場合は先着。 欲しくない場合はダイス投げずに只のRPでいいです。

ブーケ？　あれ取ったらいいのかな〜？　

あー！！　アノチェの　はなだ！！　 こっちに こーい！！　きゃっちーきゃっちー！！ (ぽーん、くるくると 舞う白い花のブーケに向けて、両手を伸ばしている)

きゃあ〜♪　お花ですわ♪
(結婚のことなど1ミリも頭にないが、アノチェセルさんの持っていたブーケとなると思わず欲しくなってしまうというもの…！　手を伸ばす。自分以外の誰かの手にブーケが渡っても、笑顔で拍手をするだろう)

(宙を舞うブーケを眺め)お、ブーケトスだ。 姐サン、アレ――

ん？おう！あれ、拾えばいいのか？！ (同じく結婚のことなど0.5ミリほども頭にないが、飛んできたものに思わず身体が動く)

放物線を描いたブーケは、丁度着地点にいたプレーンのもとへ、収まるように。 わ、プレーンが受け取ってくれたの？う、嬉しいな…。

ッシャぁ！
(その意味合いもよくわからぬまま、キャッチしたブーケを高々と掲げる雄々しい姿は、ベルトやトロフィーを手にしたチャンピオンめいたものに見えるかもしれない…)

アレ取った人が次のお嫁サンっていう――あー聞いてないっスね。 (ぬるい拍手を送る)

相手が見つかるかが問題なんだよなあ……。 (同じくぬるい拍手を送る)

おめでとうございます、プレーンさん！ プレーンさんって料理上手だし面倒見がいいし、すぐにいい旦那さんが見つかりますよ！ (まるで自分の事の様によろこびつつ大きい拍手を送りながら)

(拍手を送りながら小声で話し込んでいる) プレーンさんはこう、ご友人くらいの気軽な関係だった男の人と いつの間にか結婚してたって感じになりそうですよねえ。 お料理もとてもお上手ですし、素敵な家庭を築かれるでしょうね、めでたいな〜。

(同じく拍手しながら) まあ、妄想甚だしい神父様ですこと…。いいお話があるといいですね。

プレーンさん…すごくいい家庭を築かれるとは思うのですが 何となく、恋人とか花嫁とか通りすぎて、おかーさん！　って感じが強いんですよね…。

それとも、恋すると……変わるものなのでしょうかね…。 拍手しつつ、誰に言うでもなく。