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THE HIEROPHANT






意味 慈悲深さ、善良さ、寛容さ。思いやり。援助。権威。
宗教。信仰。神父。牧師。発展。冠婚葬祭、供養。
よい行い。共同でやっていく。
逆の意味 行き過ぎた行為。自由を与えすぎる。
慣例を無視する。何もしようとしない有様。
信仰心の無さ。宗教や宗派の違い。物質にとらわれすぎる。
解説 一般のタロットでは、このカードは「教皇」となっています。
宗教の力が大きかった中世ヨーロッパでは
ローマ法王のような存在は大きな影響を持っていました。
そこで、タロットにも皇帝と共に
宗教を支配する教皇が顔を出しています。
このカードが、古代ローマの最高神「ジュピター」に
変えられているカードもあります。

教皇のカードにも、皇帝のカードで出てきた鷲が描かれています。
同じく力、遺産、男らしいセックスなどを表しています。
編集 ウォンが、多分唯一、一目置いてる存在であろうと思う
キースエヴァンスです。(特殊勝ち台詞もありますし)。
ウォンか、キースか
どちらが人間を滅ぼすのか、あるいは救うのか?
そういう意味もこめて
キースには皇帝と対をなす教皇のカードを当てはめました。
キースは、NOAのサイキッカーに対しては非常に慈悲を見せてますが
逆に、裏切り者のサイキッカーや人間には本当に容赦ない。
昔の、宗教の異端狩りを思い出します。信じないものは敵!みたいな。
ただでさえNOAは、キースを教祖とした宗教団体みたいな色も強いですし。
キースも、根は、カードの意味のようないい奴だと思うのですが
その優しさを、人間の側にも向けられたなら
バーンとの戦いもきっと避けられたのではないでしょうか…。
このイラストでは、人間に対する厳しい面と共に
サイキッカーへの静かな優しさも垣間見える感じです。

鷲を、ブリザードトゥースの竜に置き換えてあるそうです。
楽木群氏のコメント
「いろんな意味でやりすぎました。もうちょっとやりすぎたかったのですが(笑)。
カードの意味そのままよりも、意味から選ばれたキース、という
イメージで描いてみました。楽しかったですv (大笑)」