意味 | 再生、再起。再会。目覚める。やりとげる。やり直しをはかる。仲直り。 よい判定が下される。決定する。発想の転換。復活。新世代。 |
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逆の意味 | 弱さ。未決定。遅れる。引き離される。分かれる。 財産を失う。こだわる。ひとりになる。 考え方や生き方を変えない。 |
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解説 | 大天使ガブリエルが天空から現れ、トランペットを吹いています。 聖書に出てくる「最後の審判」を題材にしたという説が大きい。 目覚めてよみがえってくる人々が 墓地の棺の中から出てくる姿が一般的です。 |
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編集 | ブラド(残忍)をMOONに、エミリオをこのカードにしようかとも 一瞬思ったのですが 私の場合、エミリオの銀の羽、白髪、金の羽というのは 「気分」の違い、と考えていて 二重「人格」であるブラドの方は 「もうひとり」が完全に独立した存在であると同時に 「ヒト」という枠でくくれないような 何か超越したモノであるように感じてまして、 この辺は当方がブラドファン故の偏った認識ではありますが…。 ブラドの通常人格をぶちこわし、または融合し、新しい存在になれる奴、 そいつの発言は周りの人間の考え方に疑問を投げかけ非を唱え ぜんぶ壊していくような、 そういうイメージで作りました。 逆の意味、残忍ブラドを受け入れることができなかった通常ブラド、 というかたちで見ていただくのが一番分かりやすいかと。 ある意味一番のやりすぎカードです。すんません。 |
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絵 | 影月。アクリルガッシュ、シール使用。 薄汚い緑に濁る空と、同様にくすんだ月。黒く浮かび上がる墓地。 訪れる存在の翼は不自由で、塗りたくられた血も固まり乾いている。 そして枯れ果てた花々がその手から解き放たれるとき、 死んだはずの花は蘇り、不自然な色で咲き誇る。 そう、破壊こそが新しいものの再生そのものであり、 全てが壊れる運命ならば。 死、こそが、原罪から逃れる唯一の道なのであれば。 審判を下すのは訪れる悪魔。…ただ、狂気の。 なぜならば、神が救うべき者など、この世に存在などしないから。 みたいな。 というわけで、テーマは不釣合いな色の花、でした。 |