XVI

THE TOWER






意味 災難、破壊。失敗。事故。危険。落雷。神の怒り。急な出来事。
損失。よくない状態。あせりすぎる。高熱を出す。怪我。
一目惚れ。くじに当たる。無実の罪。高い建物。
逆の意味 罠にはまる。圧力がかかる。詐欺に合う。嘘、誤解。
不可能な転職や退職。対立する。小さくてすむ事故や災難。
解説 本来のカードには、塔に雷が落ち
二人の人間が墜落している姿が描かれています。
聖書に出てくるバベルの塔を描いたものという説や、
教会の塔(神の家、というカードのタイトルになることもあります)
として描かれる場合もあるようです。
塔の崩壊は古い観念の崩壊、おごりの失敗を表しています。
編集 雷といえばマイト、とやや安直な理由でもありますが、
突然、2012に稲妻のように現れた主人公、ということで。
マイトのストーリー自体、ちょっと焦りすぎな所があると思います。
ウォン倒せば済む話なのに、なんでサイキッカーを
皆殺しにするかな。迷惑な。
しっかり記憶があれば、パティを殺す必要すらなくなるのに…。
という思いもこめて、悪い意味の多いカードにしてしまいました。

でも、古い観念の崩壊というあたりは
2012でパティがたどった不幸な未来を打ち砕くイメージで、
おごりの失敗、なんかはそのまんま
ウォンを倒すためにやってきたマイトに
ぴったりなんじゃないかなぁ、とも思うわけです。
影月。コピック使用。
後ろの塔は、マイトがぶった斬ったのか、
勝手に雷が落ちて崩れたのかはご想像にお任せします(笑)。
マイトの赤い髪にはくすんだ緑が合いそうだなぁ、と思って
こんな色合いです。塔が見えにくくなっちゃったのが残念。
マイト自身はもうちょい彩度高くてもよかったよなぁ。
もし書き直したとしたら、CGでぴかぴかさせたい一枚ですね。