意味 | 処罰を受ける。苦痛。処刑。どうしようも無い状態。 困難な時。身動きが取れない。停止。逮捕。 自己犠牲。凍結。冷蔵庫。降伏。 自己完結。進歩がない。同じことの繰り返し。 挑戦。試験。マゾ。 |
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逆の意味 | 犠牲的行為に欠ける。必要な努力を怠る。わがまま。 不履行。よい見通しは立つが油断できない。進展。 |
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解説 | 刑死者、あるいは吊るし人、という名の 謎めいたカードです。 悪事を働いて処刑された後、見せしめに吊るされているのか あるいは悪人の手にかかってリンチを受けているのか はっきりとした記述は無いようです。 |
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編集 | このカードの面白かったのは、 エミリオファンの方の多くが 「え?エミリオがこのカードなの?」と疑問に思われ、 エミリオファンではない方の多くが 「なるほどそう来たか、納得」という感想を持たれたところ。 人間から苦痛を与えられて苦しんでる、とも 犯した罪に対しての罰を受けるべきである、とも考え 2010のエミリオになりました。 実はエミリオがハングドマン!というのが描きたくて タロット企画がスタートしました。 始まりのカードです。 |
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絵 | 影月。コピックとアクリルガッシュ使用。 最初にエミリオ=ハングドマン、と決めたときから 強くイメージがあったカードです。 冷たい(無人にも見える)ロシアの街は エミリオが町中の人々を殺してしまったことを表し、 また人間社会がエミリオを受け入れることができない その冷たさも同時に表していたり。 気温も低そうに寒色にしてあります。 青白い街に灯る黄色の光の羽。染み出す赤い血。 色彩のバランスなどのこだわりの甲斐あってか 気に入ってくださる方が多いカードでした。 蛇足ですが、建物を描くために ロシアの旅行書などをを資料にしようにも ちょうどこの時期ロシアへの旅行ができない状態でして 苦労した思い出が(笑)。 |