意味 | 愚かな行い、考えの無さ。愚行, 奇行。 無垢、自由、旅立ち、旅、放浪。浪費、無駄。空想、創造、大胆、きまぐれ。 ノイローゼ、精神の不安定、乱れた私生活。職を失う。無収入。無目的。 |
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逆の意味 | 誤りや間違いに気付く。正気に返る。 目的のあるたび、次の目的のための離職。 |
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解説 | 本来のカードには、道化師のような格好をした男が道を歩いています。 棒にくくりつけられた荷物を持ち、足元に子犬がいる場合もあります。 道の先は崖になっていて、先はありません。 このかーどには番号がなく、特別な扱いを受けています。 (カードによっては「0」が記入されているものもあります) このカードは、中世の世界で、定職や定まった家を持たない 放浪者やジプシー、放浪芸人を描いたものであるからです。 |
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編集 | 栞様って、だいぶ幼そうな上に、ずっと影高野にいたのでしょうし おそらく大局的なものの見方がしにくいのではないかと思いまして。 (影高野の行動が間違ってるといいたいわけではなく、 偏った考え方だけでなく自分の目で見て考えてくれたら嬉しいというか。) 愚者は何も知りません。 道の先が崖になってて、そこから落ちれば死ぬことすら知りません。 愚者が魔術師に会い、いろいろなものを見て 最後に「世界」を知る。これがタロットのストーリーとも言われています。 2012で出番の無かった栞様も、この先サイキックの世界に関わっていき、 いろんなことを知って感じていくだろう人間。愚か、という意味ではなく、 そちらの方の意味で栞様をこのカードにあててみました。 |
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絵 | 影月作 透明水彩とスクリーントーン使用 渋めの色で全体をまとめる、というイメージは最初からありました。 赤と青をメインにして、くすんだ二色刷りみたいな感じに出来ればなぁと 思ったのですが、いかがでしょうか? びらびらとした巻物にあわせて、袖も風になびく感じで あえて長いデザインに変更させてもらってます…。 |